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中央値(メジアン)の簡単な見つけ方

小さい順に並んだ資料の中央値を分かりやすく見つける方法を紹介する。TOSS和の例会で行った模擬授業に対する、谷和樹氏の代案を元に作成した。

例2を音読する。

指示 . 1

右のAルートの表を見なさい。この中央値を求めます。

指示 . 2

一番上の「28」が一番目ですね。左に一番目の「1」と書き込みなさい。

発問 . 1

その下、「29」の隣には何と書けば良いですか。

(2番目なので「2」と書きます。)

指示 . 3

その次は「3」というように、最後までずーっと書き込んでいきなさい。

※最後の「42」は64番目となる。

説明 . 1

次は最後から番号を打っていきます。

発問 . 2

表の一番最後を見ます。いくつですか。

(42です。)

指示 . 4

右に①と書きます。

※今度は大きい順に番号を打っていくので、先ほどの番号を区別するために丸番号で書く。

指示 . 5

次の「40」の隣には「②」というように、今度は最初の「28」まで、ずーっと書き込んでいきなさい。

発問 . 3

さっきの番号と今の丸番号ですれ違っているのは、いくつですか。

(32番目と33番目です。)

発問 . 4

いくつといくつですか。

(34と34です。)

発問 . 5

その間が中央値です。どうすれば求められますか。

(2つの平均を出して求めます。)

指示 . 6

計算しなさい。

※(34+34)÷2=34なので、中央値は34分である。

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