わたしはおねえさん
2年生、光村図書下にある物語。物語の読み取りをして、簡単に自分と登場人物を比べた作文を書く。2021年度実施。村野聡先生の修正追試である。
指導計画
1時間目 スラスラ読めるまで音読する。
2・3時間目 登場人物について考える。
主人公について考える。
4時間目 すみれちゃんはどんな子について考える。
5時間目 すみれちゃんがしたえらいことは何か考える。
6時間目 すみれちゃんがした1番立派なことは何か考える。
7時間目 自分とすみれちゃんをくらべた作文を書く。
1 自分がした立派なこと。
2 すみれちゃんがした立派なこと。
3 2つを比べた感想。
1時間目 スラスラ読めるまで、音読をする。
2・3時間目 登場人物、主人公について考える。
登場人物は誰ですか。ノートに書きましょう。
登場人物の定義は、これまでの学習で扱っている。
扱っていなければ、「人間や人間のように話したり、動いたりするもの」と抑える。
発表しましょう。
すみれちゃん
かりんちゃん
コスモスさん
などが子供達から出る。
すみれちゃんとかりんちゃんは子供達もすんなりと登場人物だと考える。
コスモスさんが登場人物かどうか話し合うと、討論になる。
コスモスさんが登場人物だと考える人はノートに○、登場人物でないと考える人はバツを書きます。
理由をノートに書きます。「なぜならば」と続けていきます。
人数を確認します。登場人物だと考える人。
登場人物ではないと考える人。
わたしのクラスでは、同数であった。
人数が少ない方から理由を発表すると、討論が盛り上がりやすい。
主人公をノートに書きましょう。
発表します。
主人公については、「すみれちゃん」であると確定する。
既習の学習であるが、主人公について扱っていないのであれば、「①主人公は一番活躍する人、②気持ちが大きく変わる人」ということを抑える。
4時間目 すみれちゃんはどんな子について考える。
すみれちゃんはどんな子ですか。ノートに○○な子と書きましょう。
やさしい子。
えらい子。
などが子供達からでた。
書けた人から発表します。
友達の発表を聞いて、感想を発表します。
どんな子を考えることで、次の時間の討論へと繋がっていく。
5時間目 すみれちゃんがしたえらいことは何か考える。
すみれちゃんがした立派なことを教科書から探します。教科書に線を引きます。
すみれちゃんがした立派なことを発表します。
「花に水をやること」
「自分から宿題をすること」
「妹を怒らなかったこと」
などが出る。
この中で、すみれちゃんがした一番立派なことは何ですか。
ノートに書きましょう。
「なぜならば」と理由も書きます。
水をあげた人だと考えている人。(挙手で人数を確認する。)
自分から宿題をする人だと考えている人。
妹を怒らないと考えた人。
少ない立場から、理由を発表します。
授業の感想をノートに書きましょう。
7時間目 自分とすみれちゃんをくらべた作文を書く。
今日は、すみれちゃんと自分を比べた作文を書きます。
自分がした立派なことをノートに書きましょう。
例えば、掃除を頑張りますとか、係を頑張っていますとかでよいですよ。
ノートに書けた子供から、持ってこさせて、ノートを確認する。
大体半分くらい書けたら、発表する。
書けたひとは発表しましょう。
すみれちゃんがした立派なことをノートに書きましょう。
ノートに書けた子供から、持ってこさせて、ノートを確認する。
大体半分くらい書けたら、発表する。
書けた人は発表しましょう。
最後に、自分とすみれちゃんを比べたことを書きます。
例えば、私はすみれちゃんと同じように頑張っていると思いましたのようにです。
書けた子供達から、ノートを交換して、お互いの作文を読み合わせてもよい。