修飾語を使って書こう
言葉の役割について積極的に考えたり,普段使っている言葉を捉え直したりして,修飾と被修飾の関係について理解しようとすることができる。

修飾語を使って書こう
第1時
教科書の例文「わたしは 書きました。」を板書する。
読みます。さんはい。
わたしは書きました。
この文の主語は何ですか。
わたしは
述語は何ですか。
書きました
こうした文を詳しくしていく勉強をします。
(手紙を文に付け足す)読みます。さんはい。
わたしは手紙を書きました。
手紙は「書きました」を詳しくしています。
このように、文を詳しくする言葉を「修飾語」といいます。
「修飾語」さんはい
修飾語
他に、どんな言葉を付け足したらさらに詳しい文になりますか。
隣の人に言いましょう。
「誰に」「何で」「どこで」などの言葉が考えられる。発表させ、文に付け足していく。ノートに写させる。
(板書をして)「わたしは 行きました。」さんはい。
わたしは行きました。
海に行っているイラストを掲示する。
書いた文を発表します。
どこに行きましたか
海です
わたしは、海に行きました。となります。
山に行っているイラストを掲示する。
どこに行きましたか。
わたしは、山に行きました。です。
学校に行っているイラストを掲示する。
どこに行きましたか。
わたしは、学校に行きました。です。
もっと詳しくできる人いますか。
わたしは、友達と学校に行きました。
わたしは、走って学校に行きました。
わたしは、ランドセルを持って、学校に行きました。
わたしは行きました。の文をできるだけ詳しくしてノートに書きます。
黒板のイラストを参考にしても、違う場所でも構いません。
数名に発表させ、意見を板書していく。
子供たちの意見を聞き、「いつ」「どこで」「どこの」「どんな」「どのくらい」「どのように」をチョークで色分けして示し、こうした言葉が修飾語であることを押さえる。
「誰に」「何を」「いつ」「どこで」「どこの」「どんな」「どのくらい」「どのように」に当たる言葉を修飾語と言います。
教科書を読み、授業を終える。
第2時
ノートに写します。「わたしは、きのう台所で、九州のおじいちゃんに長い手紙を書きました。」
読みます、さんはい。
わたしは、きのう台所で、九州のおじいちゃんに長い手紙を書きました。
言葉のまとまりごとにまるで囲みます。(わたしは/きのう/台所で…といったように)
手紙を はこの文のなかのどこの言葉を詳しくしていますか。近くの人に言いましょう。
書きました。
他の言葉についても同様に確認していく。
教科書を読み、どんな言葉が修飾語に当たるのか、「係る」という言葉を確認する。