百人一首16番 「たち別れ」の授業(コンテンツ・指導案つき)
百人一首の授業シリーズ
一つ一つの歌を授業化しました。歌の意味や作られた背景を扱っています。

指示 . 1
読みます。
説明 . 1
いくつかを漢字にしてみました。
発問 . 1
「因幡の山の峰に生ふる」とあります。因幡の山に生えているものは何でしょうか。
歌の中から探しなさい。
松
発問 . 2
「まつ」には、植物の松以外に、もう一つの意味があります。何でしょうか。
待つ
説明 . 2
別れていても、因幡の松のように、あなたが私を待ってくれるのならすぐにでも戻ってきましょう。」という歌なのですね。
発問 . 3
「まつ」で、植物の松と待ち続ける、両方の意味を持つ百人一首は、もう一つあります。何でしょう。
ヒントです。
説明 . 3
「来ぬ人を」の歌です。ここにも、2つの意味で松が使われています。
説明 . 4
作者の「中納言行平」 。 この人は「ちはやふる」の作者「在原業平」の兄です。
このひとは、因幡、今の鳥取に国の長官として赴き、その時にこの歌を作りました。