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大きさが等しい分数・約分

分数には、数字がちがっても同じ大きさを表しているものがたくさんあります。
このページでは、大きさが等しい分数について学習します。
また、「約分」という計算を学習します。

大きさが等しい分数

動画を見ましょう。

説明 . 1

大きさは同じでも、表す意味がわかりやすい数字や、計算がしやすい数字を選んで分数を表すことがあります。

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約分の計算

指示 . 1

教科書の練習問題を解いてみましょう。

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約分のコツ

①2、3、5、7で約分できないか確かめよう。

②どちらも偶数なら、とりあえず「÷2」をしてみよう。

③一の位が「0」か「5」なら、5で割り切れる。

④ 【覚えていると便利なコツ】

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⑴「153」のように、位の数字を足して3の段になったら、3で割り切れる。
1+5+3=9 3の段です。

例えば「2367」・・・3で割り切れます。

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⑵「132」のように、十の位と一の位の2けたが4で割り切れる数は、4で割り切れる。
例えば「1116」・・・4で割り切れます。

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⑶「クォーター」を覚えておこう
クォーターとは、「4分の1」のことです。「25」を表します。
( 100 の 4分の1 = 25 )

25、50、75、100
100以上でも、この繰り返しです。

125、150、175、200・・・・・
1425、1450、1475、1500・・・・
全部、25で割り切れます。

⑤ 「難しいけど、覚るとすごく便利なコツ」

⑴121、242、363・・・
真ん中の数字が2倍になると、11で割り切れる

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⑵もしかして、13で割り切れる? 17で割り切れる?

3けた以上で約分がわからない時、試しに13か17で割ってみましょう。

<豆知識>
★13の倍数
13、26、39、52、65、78、91、104、117
→かける数を、積の十の位に足す。

例 3×4=12  十の位に4を足す→ 52
  3×9=27  十の位に9を足す→117
(11〜19まで、同じことが成り立ちますが、13と17の倍数がわかると便利です。)

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⑶同じ数のかけ算(べき乗数)を覚えておく
2×2=4 〜 9×9=81、 10×10=100  これは簡単。

11×11=121
12×12=144
13×13=169
14×14=196
15×15=225
16×16=256(コンピュータでよく見る数字)
17×17=289
18×18=324
19×19=361
20×20=400(かんたん)
・・・・
25×25=625(ニコニコ ろくニコ)
・・・・
32×32=1024=2の10乗(コンピュータでよく見る数字)

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