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近似値と有効数字(オンライン授業対応)

啓林館(中3移行措置後)「近似値と有効数字」の授業である。スライドに沿って進めていくと有効数字がはっきりとわかる表し方が理解できます。その後教科書に戻り、基本事項を扱っていくと授業時間が少ない中で効率的に学習できます。

1 授業のアウトライン

① 教科書の例示問題1(パワーポイントコンテンツ使用)(5分)
② 教科書の練習問題1(パワーポイントコンテンツ使用)(5分)
③ 教科書の基本事項(近似値、真の値、誤差、誤差の絶対値)(10分)
④ 章末問題(20分)
⑤ 数学スキル(5分)(現行のスキルは該当ページなし)
⓺ 宿題タイム(6分)

2 教科書の例示問題1はこう授業する

説明 . 1

【スライド2】例えば靴を買うとき、
【スライド3】足の大きさをこのように測ったとする。
ある子は24.1㎝。またある子は23.8㎝だった。

発問 . 1

【スライド4】
24.1㎝、小数第1位を四捨五入すると(24㎝)
23.8㎝、小数第1位を四捨五入すると(24㎝)

説明 . 2

この24㎝を近似値と呼ぶ。

指示 . 1

【スライド5】みんなで読みます。
(真の値に近い値のことを近似値といいます。
近似値を表す数で,意味のある数字を
有効数字といいます。)

説明 . 3

【スライド6】どちらの場合も、
有効数字は2と4で
有効数字2けたの近似値である。

説明 . 4

【スライド7】有効数字がはっきりとわかる表し方を工夫しよう。
【スライド8】表し方の約束として、整数部分が1けたの小数と、10の何乗かの積の形にします。つまりこのような形の式でかく。
それによってけた数がそろい、見やすくなるんだ。

指示 . 2

【スライド9】教科書217ページ。例2。
木星の直径約143000㎞。これを有効数字4桁で表しなさい。

有効数字を使った表し方の約束を確認する。
先頭の数字から4ケタに印をつける。
整数部分が1ケタの小数になるように問題に小数点をかき入れ、1.430とする。
百の位の0にも意味があることを押さえる。
一の位、十の位と辿って行って何回位取りをしたか数える。
この場合は5回小数点の移動をしたので、×10^{5}×105となる。

3 教科書の練習問題1はこう授業する

教科書の練習問題p217の問2もスライドで授業できる。(1)を例2と同様に進め、(2)を自力で解かせるとスムーズである。

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