3年生 重さ トン その他の単位について
新しい重さの単位「t(トン)」について学習します。

新しい重さの単位について紹介します。
世の中では、ビルを建てる時などに、どれくらいの重さなら耐えられるのか、
どれくらいの重さの鉄骨が必要なのか、といった計算も必要になってきました。
その結果、新しい重さの単位が必要となってきました。
「t」と板書。
何と読むでしょう。
知っている子も多いと思う。「トン」と読む。
どんなものに「t」が使われているでしょう。知っているものを上げなさい。
(10tトラック、ウルトラマンの怪獣の重さ、1日に出る〇〇市のごみの量、、、など)
「1トン」は1000kgです。
3トンは?
以後、簡単に先生問題。
tをkgに直したり、逆にkgをtに直したりする。
1tのものを教室で用意することはできない、身近なものでイメージさせる。
例えば、3年生の平均体重が27kg程度なので、1tは3年生40人弱となる。
これまでにたくさんの単位を勉強してきました。一度整理をしてみます。
これまでに、様々な量を算数で習ってきました。どんなものがありましたか。
(長さ、重さ、かさ)
長さには、どんな単位がありましたか。
(mm、cm、m、km)
ノートに書きます。
1行目に 長さ と書きます。
同じ行の真ん中あたりに、「m」を書きます。

mの左側に、1マス開けてcm、さらに左隣に㎜を書きます。
右側は、2マス開けてkmを書きます。

どれにも共通するアルファベットは何ですか。(m)
長さの単位には、どれも「m」が付きます

次はかさです。
どんな単位がありますか。
(mL,dL,kL)
長さの2行下。「かさ」とかきます。
「m」の2行下に「L」を書きます。

1Lは10dL。0が一つだけ変わるので、Lの左隣にdLを書きます。
また、1Lは1000mLで、0が3つ分変わるので、Lの3つ左にmLを書きます。

最後は「重さ」です。
行開けて、「重さ」と書きなさい。
これまでに習った「g」と「kg」がどこに入るか、予想して書きなさい。

この図を見て、気づいたことを発表しなさい。
(空いているところがある。)(mやkが縦に並んでいる。)
(重さにはすべてgが、長さはmが、かさはLがついている)
「m(ミリ)」は、「1000分の1の」、「k(キロ)」には、1000倍の という意味があります。
「dL」と「mL」の間が一つ空いています。
ここに新しい単位を入れるとしたら、どんな単位を入れますか。
「cL(センチリットル)」といいます。
日本ではあまりなじみがありませんが、外国では、センチリットルを使っているところがあります。
スペインなどの自販機では、そのように描かれている。ネットで「センチリットル」と検索すればたくさん出てくる。
最後に、「t」を表の中に書き入れます。「トン」は「g(グラム)」を使っていないですが、重さの特殊な表し方と覚えておきましょう。
この後、時間が余ったので、「t(トン)」の1000倍や100万倍をなんというか予想させた。
正解は、「kt」(キロトン)「Mt」(メガトン)である
「キロトン」は、「キロ」が1000倍を表すということを学習したし、
「メガトン」は、「メガトン級、メガトンパンチ」などいろいろなところで使わているので知っている子も多かった。