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体の軸を安定させる「平均台の授業」
平均台の授業実践です。1年生から6年生まで実戦可能なパーツを紹介しています。

指示 . 1
熊さん歩きをします。
(または、両手両足で歩きます)
視線を低くすることで、高さに慣れていない子や苦手な子に優しい動きとなる。
オプションとして、レスキュー隊のように腹ばいになって渡っていくこともできる。
指示 . 2
歩きます。
視線を「足下」から「前方(遠く)」に、だんだんしていく。背筋が伸び、姿勢が良くなる。
足裏で平均台をなぞりながら歩かせることで、「ここが平均台の角がある」と見ないで感覚を養うことができる。
指示 . 3
2人で歩きます。両端から同時に歩き出し、途中ですれ違います。
指示 . 4
後ろ向きで歩いたり、片足ケンケンで歩いたり、歩き方を工夫します。
このような子どもが自由に行うパーツを大切にする。子どもが主体的に動くからである。
指示 . 5
坂道歩きに挑戦します。
「上り」と「下り」、足の筋肉を平地よりも使い、バランス感覚も養うことにつながる。
説明 . 1
平均台をつなぐ方法は、他にも「ジグザグにつなぐ」「円形につなぐ」など考えられる。
平均台は、『体の中に軸を安定させる為に必要な運動』である。