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世界はうつくしいと
中学3年光村図書。扉にある最初の教材です。音読を通して詩の世界を味わうことに加えて、意見交流を活発に行います。

音読。
追い読み・一行交代読みで音読に慣れさせる。
発問 . 1
たけのこ読みをします。自分が読みたい行の上に○をつけなさい。1人5つまでです。
誰も読む人がいなければ○を移動させて、再度チャレンジする。
○の数を少なくするほど、最後まで読み終えた時の達成感で学級が盛り上がる。
発問 . 2
話者は誰か。
わたし。
発問 . 3
話者が伝えたい一行はどれか。理由も言いなさい。
「うつくしいものをうつくしいと言おう」。繰り返されているから。
発問 . 4
話者の年代は少年期・青年期・壮年期・老年期のどれか。理由もノートに書きなさい。
ノートに理由を書き、理由を交流させる。
選んだ年代ごとに理由を発表させる。
発問 . 5
詩の最後の一行「塵にかえる」とはどのような意味ですか。
なくなる。死ぬ。
発問 . 6
「塵にかえるのだから」と「塵にかえるけれども」ではどのような違いがあるか。
「だから」だと人生の終わりに近づいていることを受け入れている印象となる。
説明 . 1
この作品は長田弘さんが老年期に書いたものです。
最後に音読をして授業を終える。