童歌「かごめかごめ」の解釈を通して、竹取物語との関連に迫り、「かごめかごめ」に親しむ
「かごめかごめ」の歌の解釈を通して,竹取物語との関連に迫り,「かごめかごめ」に親しむ。

皆さん、立ちましょう。
お隣と手をつないで、「かごめ かごめ」を歌いましょう。
さんはい。
かごめ かごめ かごの中の鳥は<手をつないで前後に振る>
いついつ出やる<手をつなぎなが右に移動>
夜明けの晩に<手をつなぎながら左に移動>
鶴と亀がすべった 後ろの正面だあれ<肩をくんで左右に揺れる>
*歌いながら、ふれあいを意識した活動を取り入れる。笑顔でやってみせながら、みんなで活動する。
かごめの意味は次のどれですか?
①しゃがむ
②カゴの目
③秘密の女性
実は、どれも正解です。
他にも、こんな意味があります。
・囲む。
・妊娠している女性。
・「カーゴ(Cargo):船や列車やひこうきなどのにもつ」にのる人のこと。
・処刑場を囲む竹がきのこと。
・六角形。六芒星。
今日は、かごめかごめの勉強です。
かごめかごめは、江戸時代といって、今から400年前くらいに作られた歌です。
かごの中の鳥とありますが、かごの材料は何ですか?(竹の画像)
竹ですね。
竹から生まれたお話があります。何と言いますか?(竹取物語の画像)
竹取物語ですね。
竹取物語の主人公は誰ですか?(かぐや姫の画像)
かぐや姫ですね。
かごめかごめの真ん中にいる人は、周りに囲まれて、しゃがんでいます。
ここから、中にいる人をかぐや姫と考えました。
かごの中にいる鳥はかぐや姫。
秘密の女性であるかぐや姫。
夜にでも飛び立つのだろうか?と考えます。
次は鶴と亀です。
鶴は千年亀は万年といって、どちらもめでたいものと考えられています。このどちらもすべってしまう。
これは、何を意味していると思いますか?
お隣さんと相談。
「めでたいものが、すべってしまう」ということから、死んでしまう。亡くなってしまうと考えられますね。
つまり、かぐや姫は亡くなってしまう。
この歌の最後、後ろにいる人が、かぐや姫の生まれ変わりとなります。
休み時間に、遊んでみましょう!