インドネシア独立にかけた日本人の気概
東南アジアの大国、インドネシア。日本がかっておさめた地でもある。日本はこの地域の発展に力を注ぎ、感謝している現地の人も多い。日本の素晴らしさを子どもたちに伝える。TOSS岡山MAK推薦 No.1145175 http://www.niji.or.jp/home/ooen/sub7-indnesia.htm

東南アジアの大国、インドネシア。独立記念日には、自国の国旗と共に日の丸もかかげられている。この地域の人々に、日本人が感謝されている事実に、子どもたちも感動するだろう。日本人の気概、日本人の良さを子どもたちに伝える。
①授業の実際
1.美しい風景写真
インドネシアの風景写真を、次々と提示。少しずつヒントを出していく。
どこの国でしょうか?
東南アジアの大国、インドネシア共和国です。
この美しい土地も、70年ほど前戦場になりました。戦争中、この辺りを支配したのは、どの国だと思いますか?
日本です。石油やゴムなど天然資源を求めて、支配したのです。
2.植民地になっていたインド人の気持ちは?
アジア、アフリカ、太平洋の多くの地域が植民地になっていました。インドのガンジー、塩の行進を提示。
インドは、イギリスに支配されていました。インドの人は、イギリス人をどう思っていたと予想しますか?
3.インドネシアの独立記念日
インドネシアは、ポルトガル、オランダ、日本、そして戦後再びオランダに支配され、1949年独立しました。インドネシアの人は、どこの支配を最も恨んでいると思いますか? なぜそう思いましたか?
答えを聞いていくが、深入りしない。
オランダの独立記念日の写真を提示。インドネシア国旗のそばに、日本の国旗もある。
この写真を見て、気づくことはありませんか?
「日の丸もある」という意見が必ず出るだろう。
4.インドネシアの人は、なぜ独立記念日に日の丸もかがけているのか?
インドネシアの人は独立記念日に、日の丸もかかげることにしました。なぜ日の丸もかかげているのですか。
インドネシアが日本領だった時代、この地域の発展に力を注ぎました。インドネシア語で教育し、インドネシア人の軍隊を作っていたのです。
それまでのオランダの支配とは全く異なっていたのです。
日本が敗れ、再びオランダに支配されるようになった時、インドネシア人と協力し、オランダと戦った日本人もたくさんいます。
インドネシアの隣国、タイの元首相ククリット・プラモードの言葉です。
「○○のおかげでアジア諸国はすべて独立した。○○というお母さんは難産して母胎をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。」
○○には、どんな言葉が入ると思いますか?
日本である。
続きを読みます。
こんにち東南アジア諸国民が、米・英と対等に話ができるのはいったい誰のお陰であるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。12月8日は我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが一身を賭して、重大決心をされた日である。我々はこの日を忘れてはならない。
今日の授業の感想を書きなさい。