天気の変化 台風
台風発生のモデル実験である。
小林幸雄氏の追試
引用文献 (おもしろ科学館 米村傳治郎著 オーム社)
発問 . 1
台風が生まれる場所は、南の温かい海です。海からは目に見えないものが上空に昇っていく何だろう。
答えは水蒸気である。
説明 . 1
この場面が見えるようにしましょう。
ペットボトルに水を入れ、入浴剤(バブ)をペットボトルに入るように細かくした破片を入れる。
説明 . 2
下からは、次々と泡が昇っていくでしょう。水蒸気が海面から昇っているものと思って下さい。ただしこれだけだは台風になれない。あるきっかけが必要なのです。それは
地球の自転です。地球はものすごいスピードで回転しています。もし地球が自転していなければ、台風は生まれないかもしれない。ではこれから回転を加えてみましょう。
ペットボトルを逆さまにし、回転を加えるように力いっぱい振る。すると、ますます勢いよく泡がでて、入浴剤(バブ)の破片まであがっていく。
水蒸気が回転することによって、台風ができていく様子がシュミレーションできるのだ。