EMとは
EMについての詳細です。
原実践者 冨田元久 (コンテンツ作成 大輪真理)

EMとは
TOSSアンバランス福島 冨田元久
1、微生物とは
微生物は、顕微鏡で見ないと見えないほど小さな生き物です。
しかし、私たちは、すでに微生物のお世話になっています。
みそは、酵母菌と言う微生物の力を借りています。ヨーグルトは、乳酸菌、パンは、イースト菌、納豆は、納豆菌。
微生物は「超能力」をもっています。
こんな実験があります。モグラなどに食べられないように網に入れた「ソーセージ」を土の中に埋めておきます。
1ヶ月後に見てみると、10cmの深さに埋めたソーセージは、跡形もなくなくなっています。
30cmのところは、少しだけ残ります。
しかし、50cmのところのソーセージは、形が残っています。
微生物が、ソーセージを土に戻したのです。
微生物は、地上から30cmのところまでに住んでいると言うことです。
ですから、地面を30cm削ると微生物がいなくなります。
建物を建てたり、道路をつくるために地面を削ると微生物は、いなくなってしまうのです。
また、生き物ですから、農薬をまけば死にます。
化学肥料は、微生物の餌には、なりませんので、微生物はいなくなります。
すると、土がかたくなります。
世の中には、3つの種類の生物がいると言われています。
「つくる」働きをする「植物」、
「つかう」働きをする「動物」、
そして、「もどす」働きをする「微生物」。
そのサイクルがぐるぐる回っていれば問題がないのです。
しかし、現在は、「もどす」から「つくる」への道が、 プッツンしています。
また、微生物にも2種類あります。O157のように人間にとって、
悪い働きをする「悪玉菌」と、酵母菌、乳酸菌のように人間にとってよい働きをする「善玉菌」です。
「腐る」というのは、「酸化」するということです。空気中の酸素と一緒になることです。
酸化するとコンクリートは、ぼろぼろになり、鉄は、さびます。
人間の体も同じです。汗をかく運動をすると、体を守るために乳酸が出ます。
もっと無理すると、酸化した物質のために痛くなってきます。
それでもがんばると、酸化した物質が体を攻撃します。それがひどくなったのが、ガンです。
ですから、「酸化」を止めるとすべてが生き生きしてきます。
2、EMとは
※ 英語の「有用」(Effective)と「微生物」(Micro-organisms)を組み合わせた造語で,「有用微生物群」の略
「地球に住んでいる生き生きさせる微生物全員集合」ということで、
80種類集めたのが、EMなのです。もともと地球上にいた微生物です。
その微生物達に、「人間の役に立てるように手伝ってくれませんか。」
と集まってもらったのがEMなのです。
考えた人は、琉球大学の比嘉先生です。日本人です。
すでに、世界の80カ国で使われています。国の方針として使っているところもあります。
この微生物は、人間にとって都合の悪い物、汚い物、いやな物、
始末に負えない物、それを全部食べてくれるのが生き方なのです。
3、EMの成果
(1) チェルノブイリ原発事故に成果
現在最大の環境破壊といえば,チェルノブイリの原発事故である。
「リサイクル」では、解決できない。客土でも無理である。化学薬品も役に立たない。
チェルノブイリのとなりにあるベラルーシ共和国の
ベラルーシ科学アカデミー放射線生物学研究所所長
エフゲニー・コノプリヤ氏の次のような研究報告がある。
「EM-X」は、放射能汚染に対して有効な性質を持っている。
「EM-X」とは、EMの作る「抗酸化物質」だけを集めたものである。
(2) タイや中国などの荒れ地が小麦畑に
タイや中国などに数千年かけても作物のできなかった荒れ地があった。
EMによって、見渡す限りの荒野原が、青々とした小麦畑に変わった。
(3) オランダの庭園の池の水質浄化
オランダは昔から「花」の都である。
首都に立派な庭園がある。世界に誇るこの庭の池の水が腐り始めた。
手をつくしたが直せなかった。
EMによって世界に冠たる庭園の池がよみがえった。