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『月』のつく漢字~その1
奄美勤務時代の「漢字文化」の実践である。

指示 . 1
『月』のつく漢字をノートに書きなさい。時間は2分です。
指示 . 2
書けた人から黒板に書いてごらんなさい。
月 有 服 望 朝 肌 青 骨 豚 勝 脱 前 胸 脳 能 期 脈 腸 腺 胃 腰
発問 . 1
これらの漢字は,いくつかの仲間に分けられます。どういう仲間に分けられますか?
「月が 上か下にある字と,右か左にある字です。」
「二つの部分でできている字と,3つの部分でできている字です。」
説明 . 1
そうですね。確かに『月』の場所が色々ありますね。
そして,いくつかの部分が組み合わさってできていますね。
発問 . 2
では『月』のつく字の部首の名前を書きなさい。
「つき・つきへん です。」「にく・にくづき です。」
発問 . 3
ここに書いてあるすべての漢字の部首は「つきへん」と「にくづき」ですか?
(子ども達は漢和辞典で調べ始めた。)
説明 . 2
「青の月は,部首ではなくて『青』がそのまま部首です。」
「『豚』の字は『豕(いのこ)』が部首です。」
「『勝』の字の部首は『力』です。」
(ここで「初めて知った」と歓声があがった。)
(ここまでで 約10分)