アサガオの色水で遊ぼう
アサガオの花びらで色水を作り,模様作りやお絵かきをして楽んだ実践の報告です。

1.色水を作る。
<準備するもの>
あさがおの花・ビニール袋・ペットボトル
(1)アサガオの花びらを摘み取る。
毎朝花壇にたくさんのアサガオの花が咲くようになったら色水作りのチャンスです。
朝のうちに花びらを摘み取ります。
花びらのうち色のついたこの部分だけを摘み取ります。
摘み取った後の花です。
(2)摘み取った花びらをビニール袋に入れ、袋の上から指でもむ。
チャック付きの袋は破れにくく、毎日同じ袋を使えるのでお勧めです。
(3)きれいに洗ったペットボトルの中に、しぼった色水を入れ、冷凍庫で保管する。
冷凍をすることで,色水を新鮮に保つことができます。
一度にたくさんできないので,毎日少しずつ色水を作っては足します。
写真は,約500輪の花から取った色水としぼった後の花びらです。
子どもたちにも自分のアサガオの花をビニール袋に入れてもませて色水を作らせます。
一人一鉢のアサガオの花一日分だけでは,たくさんの色水ができません。
色水が足りない時に,あらかじめ採取し冷凍しておいた色水を解凍して足します。
2.色水で模様作りをする。
<準備するもの>
色水・プリンカップ・半紙又は版画印刷用の和紙
(1)版画用の和紙又は半紙を折る。
①縦に四つに折る。
②端から三角形に折っていく。
(2)プリンカップに色水を入れ、三角に折った和紙(半紙)の角に色水をつける。
(3)折り目を広げて乾かす。
同じ折り方でも、色水の付け方によって様々な表情が出ます。
3.色水でお絵かきをする。
<準備するもの>
色水・プリンカップ・綿棒・上質紙(A4)
(1)色水をプリンカップに入れる。
(2)綿棒で好きな絵を描く。
し~んと集中して描くことができました。
個性的な楽しい作品ができました。
ヨウシュヤマゴボウの色水も使ったので、濃淡(濃…ヨウシュヤマゴボウ、淡…アサガオ)ができて、表現に深みが出ました。