第一次世界大戦
教科書の地図を使って第一次世界大戦の対立関係を学ぶ。

第一次世界大戦を勉強する前に、復習です。
日清戦争のきっかけ、講和条約。日露戦争のきっかけ、講和条約をテンポ良く聞いて行く。
板書:日清 日露
甲午農民戦争 義和団事件
下関条約 ポーツマス条約
では、今日勉強する第一次世界大戦のきっかけと講和条約は何でしょうか?教科書から探してノートに書きなさい。書いたらノートを見せに来なさい。
板書:第一次世界大戦
オーストリアの皇太子夫妻がサラエボでセルビアの青年に暗殺された(サラエボ事件)
ベルサイユ条約
※生徒が書いたものに教師が付け足しながら解説する。
日清戦争は日本と清の戦争でした。日露戦争は日本とロシアです。第一次世界大戦は一つの国ではなく同盟国と連合国の戦いです。同盟国と連合国を3カ国ずつノートに書いたら持ってきなさい。
板書:同盟国 VS 連合国
ドイツ ロシア
オーストリア フランス
トルコ イギリス
171ページの地図を指で押さえなさい。タイトルを読みなさい、さんはい。
6カ国とも印をつけたら立ちなさい。
セルビアに印をつけたら座りなさい。
同盟国と連合国がそれぞれ何色で表されているかを見て、セルビアがどちら側であるか確認する。
そして、サラエボ事件のあったオーストリアはどちら側であるかも確認する。
セルビアは同盟国に挟まれています。セルビアやギリシアやブルガリアがある半島をバルカン半島と言います。バルカン半島の別名は何ですか?ノートに書きなさい。
(ヨーロッパの火薬庫)
どういう意味か聞いたら、生徒から「危険だ」「今にも爆発しそう」と返ってきた。
黒板に書いた6カ国の中にも挟まれている国があります。どこの国でしょうか。
(ドイツ)
戦争が始まると日本とアメリカが参戦します。アメリカは連合国に味方します。日本はどちらの味方でしょうか?
日英同盟があるので連合国側である。板書に書き加えていく。
そんな状況を見て、元々同盟国だったイタリアが連合国に寝返ります。板書に書きくわえる。どちらが勝つと思いますか?
連合国側の勝利に終わりました。
最後に教科書を音読して授業を終えた。