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「口に2画たして漢字をつくる」

「口に2画たして漢字をつくる」の追試です。発問・指示を中心にまとめました。(原実践:松崎綾子氏 コンテンツ作成:坂本佳朗)

発問 . 1

漢字を書きます。(「口」と板書し、)何と読みますか。

指示 . 1

口に2画を付け加えて、別の漢字を作ります。

これだけでは理解できない子がいるので、次のような発問をする。

発問 . 2

例えば、縦に1画、横に1画。 何になりましたか。(田)

指示 . 2

このように、口に2画を付け加えて別の字になる漢字を見つけていきます。ノートにできるだけたくさん書きなさい。 始め。

途中、「3つ書ければ1年生、6つ書ければ2年生、9つ書ければ3年生。(学年×3)」と目安を告げてあおる。

指示 . 3

いくつ書けたか聞きます。3個書けた人。4個以上書けた人。… いちばんたくさん書いた人は○○さんだね。前に出て書いてください。

黒板に等間隔に「・・・」と打っておき、その下に答えを書かせる。 書いてない漢字はノートに写させる。

「これに3つ足せる人。」「まだ3つ足せる人。」と聞いて、黒板に書かせる。

「こういう足し方でもいいですか?」と「戸」を書いて見せに来た。よいこととした、「尺」という漢字も出てきた。

3つ書ける子がいなくなったら、

「あと2つ書ける人。」
「1つでも書ける人。」
と聞いていく。

こんな字あるかなと自身なさそうに「只」という漢字を書く。「正解!」と言うと嬉しそうにしていた。子どもたちからは「またやりたい。」との声が上がった。

正解例:田、由、目、古、申、兄、四、右、石、白、甲、台、占、加、旧、旦、    
史、只、囚、司、号、可、叶、叫、句、叩、叱、召、など

参考資料
北山広子氏HP TOSSランドNo. 1117212「『口に2画足して漢字を作る』向山実践の追試」
白井 輝氏 HP TOSSランドNo. 1117132 「口に2画つけ加えると別の漢字になる漢字辞典」

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