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歴史と文化からみたアフリカ「アフリカの国旗」

アフリカ諸国の国旗から植民地支配の歴史を理解させる。

指示 . 1

アフリカ諸国の国旗です。A~Hはどこの国ですか?ノートに書きなさい。

発問 . 1

共通点があります。何でしょうか?

(同じ色を使っている、星が書かれている)

指示 . 2

デザイン以外にも共通点があります。教科書72ページから漢字三文字でノートに書きなさい。さんはい。

(植民地)
植民地とは他の国に支配されている土地のことです。アフリカはイギリスやフランス、アメリカなどの欧米諸国に支配されていました。

1960年、アフリカの国々が次々と独立します。この1960年をアフリカの年と呼んでいます。板書:1960年=アフリカの年

発問 . 2

このとき、アフリカでたった一つだけ、植民地支配から自分たちの国を守り切った国があったんです。この国です。どこの国でしょうか?

(エチオピア)

発問 . 3

他にもエチオピアの国旗を真似している国あります。どこの国ですか?

エチオピアの国旗の緑は、農業の実りを、黄は、富と繁栄を、赤は、国土の防衛のために流された血を表している。
中央の五芒星は旧エチオピア皇族の祖先と言われているソロモン王の紋章を表している。
この緑、黄、赤はアフリカ色と呼ばれ、植民地独立の象徴となった。