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わたしたちの国土

5年生社会、導入の授業です。地図帳と地球儀の長所と短所を体感させ、状況に応じて地図帳と地球儀を活用できる力を育てます。

指示 . 1

イギリスのロンドンに行ってきました。飛行機で最短ルートをひとっ飛び。
どの国の上空を通ったでしょうか。
飛行機が通ったルートに線を引きなさい。

地図帳、もしくは教科書の世界地図に線を引かせる。

指示 . 2

ノートに飛行機が通った国名を書きなさい。

説明 . 1

飛行機の中でアナウンスが流れました。
「ただいま、ロシア連邦の上空を飛んでいます。」
何度も流れてくる同じアナウンスを聞いて、一緒に行った友達の子ども健くんは
表示されている世界地図を見ながら、「おかしいなぁ」と言いました。

発問 . 1

健くんは何をおかしいと考えたのでしょうか。
お隣さんと相談しなさい。

発表させた後、地図上で成田・ロンドン間の直線は、
ロシアをほとんど通らないことを確認する。

発問 . 2

なぜ飛行機はロシア上空を長時間飛んだのでしょうか。その理由を予想してノートに書きましょう。

内戦中などの危険地区を避けるためではないことを確認しておく。

指示 . 3

地球儀を使って調べます。
成田・ロンドン間をひもでつなげてみましょう。

発問 . 3

どの国を一番長い時間通っていたでしょうか。

ロシア

発問 . 4

地図と地球儀では通る国が違うのはなぜでしょうか。
お隣と相談してごらんなさい。

発問 . 5

地球儀を縦の線で切るとどのような図形になるでしょうか。

発問 . 6

(地球儀を切って、空白になる箇所を指して)この部分はどうするのでしょうか。

発問 . 7

地図は全てが正確だと言えますか。

説明 . 2

地図は立体の地球を平面にしたから、国の面積や距離など、どうしても不正確な部分ができるのだね。
次の時間は地図と地球儀の長所と短所をさらに考えていきましょう。