4年生 大きな数 第3時
「一兆の位」を知り、大きな数を正しく読み書きできるようにする。

4年生 大きな数 第3時
億や兆の位③
大きな数の読み方をさらに調べよう。
十億の位、百億の位、千億の位について知り、正しく読み書きできるようにする。
62ページ□3 右のあ い の数の読み方を調べましょう。右の表を見ます。
状況によっては表題を指で押さえさせる。表題、出典、何年の資料か、単位をテンポよく確認する。

あ の数で、千億の位の数字は何ですか。
指で出しなさい。
すぐには出せない。「一、十、百・・・」と数えている子がほとんど。
赤鉛筆と定規を出して。読みやすく書き足しなさい。

4桁ずつ区切り線を入れればよいことは、ほとんどの児童が分かる。迷っている児童には、「右から4桁ずつで区切り線を書くんだよ。」と教える。
千億の位の数字、指で出しなさい。
「9」であることを確認。「この9は、何が9こあることを表していますか。」(1000億)と次の問いに類似した発問を入れる。
△2 千億の位の1つ左の位の6は、どのような数が6こあることを表していますか。
「億の次は兆」であることはほとんどの児童が知っている。なので、発問の直後「お隣と言い合ってごらん。」等の指示をする。その後、全員で言わせる。(一兆)
続いて、青囲み(下の枠囲み)の中を読ませる。
1000億の10倍の数を1000000000000と書いて、一兆と読みます。
千億の位の1つ左の位を一兆の位と言います。

あ の数を読みます。まず、ノートに数字を書きなさい。

次に、何をしますか。(位を書きます。)

次に何をしますか。(漢字で読み方を書きます。)
昨日までに教わった通りに書きなさい。

一万の位に数字がないので、「九千一百」と書いていないか確かめる。
63ページ。△4「1兆の10倍、100倍、1000倍の数をいいましょう。」とあります。表の左側の□に当てはまる数を入れなさい。
1兆の10倍の数はいくつですか。
テンポよく指名し、1兆の100倍、1000倍まで言わせていく。
表を見れば答えられるので、10兆の100倍、100兆の10倍なども聞いていく。
数の大きさを表すときには、1兆、10兆・・・だが、位を表すときには「一兆の位」「十兆の位」・・・と、数字も漢数字にすることを押さえる。
△5 い の数を読みましょう。ノートに書きます。

答え合わせの後、鉛筆5番、鉛筆6番の順に前時と同様に進める。
鉛筆6番の④「1兆より1小さい数」は、児童によっては戸惑うかもしれない。「100より1小さい数は」「1000より1小さい数は」と尋ねてみると、たいていは分かる。わからなければ、ひき算をさせてみるとよい。
最後に計算スキルを行う。