【話す・紹介】「好きなもの」を紹介しよう スピーチをする(中1)
〜スピーチ 初期の指導〜
何度も繰り返ししどうすることでスピーチの初期の指導を行う

【話す・紹介】「好きなもの」を紹介しよう スピーチをする(中1)
〜スピーチ 初期の指導〜
スピーチの力は、繰り返し練習することで身についていく。
目線を上げて話すことでさえ、何度も練習をしたり、緊張場面を経験したりしなければ身につけかない。
そのため、定期的にスピーチの機会を設け、生徒に取り組ませることが必要である。
スピーチの授業の大枠を
1)テーマを伝える
2)原稿を書かせる
3)隣同士で発表させる
4)全体の前で一人ずつ発表させる
5)聴いている生徒に感想をメモさせていく
6)感想を隣同士で発表させる
7)全体の前で、指名なしで感想を発表させる
8)スピーチの良い点、課題点について教師から話したり、課題点について練習をさせたりする
「スピーチ」は、授業準備がなくてもできる授業パーツである。
生徒の力を伸ばすために大いに活用したい。
スピーチ得意な人?
スピーチは、どきどきする場面を経験することで、力がついていきます。みんなと何回も練習する中で、力をつけていきましょう。今日は30秒でスピーチをする練習をします。
まずは、スピーチの原稿を書きます。今日のテーマはこれです。
[板書] 私の好きなことは、
みんなの好きなこと、例えばどんなものがありますか。お隣さんに言ってごらん。
ノートを出しなさい。
日付を書きます。
「私の好きなことは」と書きなさい。
続けて、好きなものが何か書けたら先生に見せにきなさい。
例えば、「私の好きなことは、本をよむことです。」とうように書きます。
ノートを見せに来た生徒には、ノートに赤丸をつけて褒める。
そして続いて理由や例を書くように伝える。
「なぜなら〜」という形や、「例えば〜」という形で、続きの分を書きます。
全員が最初の一文をかけたところで、書く時間はあと3分だけとることを伝える。
(MYノート6・7行書くと、30秒の発表原稿になります。)
MYノートを活用している場合は上記のように伝える。
3分程経ったところで
では書くのはそこまでにします。一度、お隣さんと発表の練習をします。順番に発表してごらん。
3分の書く時間では、書ききれない生徒もいる。
しかし、このようにして隣同士で発表することによって、話す内容が増えたり、話す中身がまとまったりしていく。
では、今日は教室入り口の席の、◯◯さんから発表していきます。
◯◯さん、前に出来てごらん。
次は、後ろの席の◯◯さんです。次の人は、教室の入口の近くに立って、待っていましょう。
発表に入ります。聴いている人は、感想を書きます。
「◯◯さん、〜」というように書きます。5人以上書けるようにしましょう。
では◯◯さんからどうぞ。
教師は発表を聞きながら、「声の大きさ」「目線」「姿勢」「原稿内容」の観点で名簿に点数をつけていく。私は、各観点3点ずつで評定をしている。
一人目の発表が終わったところで、
今の発表について感想を書いた人?
と聞いて、感想を書き忘れていないか確認を入れる。
その後、順番に全員に発表させていく。
発表が終わりました。書いた感想をお隣さんと発表しあってごらん。
では感想を一人一つ発表します。指名なし発表でどうぞ。
では感想を一人一つ発表します。指名なし発表でどうぞ。
今自分から立って発表できた人?その人はノートに発表Aと書きなさい。
また◯日後にスピーチの機会をつくります。繰り返し取り組みながら、力をつけていきましょう。