こそあど言葉を使いこなそう
指示する語句の役割を積極的に理解しようとし,日常の読んだり書いたりする場面に当てはめ,使おうとすることができる。
こそあど言葉を使いこなそう(2時間)
こそあど言葉を使った4コマ漫画を見る。
気づいたことを言いましょう。
「その本」といったから、どれかわからなかった。
「あの本」がどれなのかがわからない。
「これ」とか「あの」といった言葉がたくさん出てくる。
「これ」や「あの」と言った言葉は、何かを指し示すときに使います。
これらを「こそあど言葉」と言います。(こそあど言葉、板書)
「こそあど言葉」さんはい
こそあど言葉
漫画の中にこそあど言葉はいくつありますか。
丸で囲みましょう。
5つ
こそあど言葉は、最初の文字が「こ」「そ」「あ」「ど」のうちのどれかです。
「これ」や「あの」と言った言葉は他に何がありますか。
近くの人に言いましょう。
こっち、そっち、あちら、こちら、どれ、どんな、そう、などたくさん発表させる。
子供の発言を板書していく。
「こそあど言葉」はどんな時に使いますか。
また、近くの人と話しましょう。
自分の近くに来てほしいときには「こっちに来て」と言う。
遠くにボールが飛んで行った時には「あっちの方」という。
わからないときは「どれ」と聞く。
思い出せない時に「あれ」とか言う。など
分からない時、曖昧な時に使うこともあるのですね。
意見にあったように、近くのことを言うときは「こっち」など、言い方が決まっていますね。
黒板に書いてあるこそあど言葉を仲間に分けるとしたら、何と何が仲間でしょうか。
ノートに書きましょう。
発表します。
「どれ」「どんな」は分からない時に使うので仲間。
「こっち」「こちら」はほとんど同じ意味なので仲間。
「それ」「その」「そんな」は全部そで始まるから仲間。
「こっち」「そっち」「あっち」はどれも方向のことを言っているから仲間。など
話している人との距離に関係ありそうですね。
こ…話し手に近い場合
そ…相手に近い場合
あ…話してからも相手からも遠い場合
ど…指し示すものがはっきりしない場合
とまとめる。
こそあど言葉の表を完成させて授業を終える。
第2時
こそあど言葉を使うとどんな良いことがあるのか考えていきます。
「こまを楽しむ」開きます。
冒頭から読んでいき、こそあど言葉にマルをつける。
「そうして」の「そう」にマルをします。
「どんなこま」の「どんな」にマルをします。
次に出てくるのは何ですか。
「どんな楽しみ」の「どんな」
「こまを楽しむ」の指示語はあといくつありますか。
全部で8つある。全体で確認し、まるで囲んで番号を振る。
こそあど言葉は、何かを指し示すときに使います。
1は、「そう」を使わないとしたらどんな言葉が入るでしょう。
何かを指し示す言葉なので、文章中に指し示しているものがあるはずです。
こまを回して遊ぶことは~さまざまなくふうがつみかさねられてきたことがあてはまる。
今の言葉に言い換えて初めから読んでみましょう。
感想をどうぞ。
長い。 同じことを2回言っている。
4「その音から」の「その」は何を指し示していますか。
「ボーッという」
入れて読んでみましょう。
これはそうでもない。
56についても同様に書き換えていく。
このように、日本には、さまざまなしゅるいのこまがあります。…
「このように」の「この」は何を指し示していますか。
2段落から全部。
このように、と言わなかったらすごく長くなる。
こそあど言葉を使うとどんな良いことがありますか。
文が短くなる。 分かりやすくなる。