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百人一首10番 「これやこの」の授業(コンテンツ・指導案つき)

百人一首の授業シリーズ
一つ一つの歌を授業化しました。歌の意味や作られた背景を扱っています。

指示 . 1

読みます。

発問 . 1

この歌の中には対比されている言葉があります。
何でしょう。3組あります。

説明 . 1

「ゆく」と「かへる」
「わかれ」と「あふ」
「しる」と「しらぬ」です。

発問 . 2

この歌の中には、地名があります。何でしょうか。

       逢坂の関

説明 . 2

関所では、今でいう国境ゲートのように、行き来するには、特別な紹介状や手形が必要でした。

発問 . 3

作者には、この逢坂の関でどんな人たちが見えていたでしょうか。

       関を超えて旅をする人、お見送りしに来た人、再び出会うことができた人など

説明 . 3

作者の蝉丸は、逢坂の関を見て、「これだよ、行く人も帰る人も、知る人も知らない人も、別れては逢ってゆく、これが逢坂の関だよ。」という意味でこの歌を作ったのですね。

説明 . 4

作者の蝉丸は、逢坂の関を見て、「これだよ、行く人も帰る人も、知る人も知らない人も、別れては逢ってゆく、これが逢坂の関だよ。」という意味でこの歌を作ったのですね。