バレーボール オーバーハンドパスの指導
色々なバリエーションでパスを出し合う中でオーバーハンドパスの技能を高めさせる指導の工夫。

キャッチする
2人組をつくったら、座ります。全員起立。
じゃんけんをしなさい。
勝った人、場所をとっていらっしゃい。
負けた人、ボールを取りにいらっしゃい。
ペアの間隔は3m。両手広げて二人分程度取ります。
ペア同士の距離で安全が確保されているか確認したら、指示を出す。
ワンバウンドさせて、相手にパス。両手でキャッチ。
全員を座らせ、例示をしながら説明する。30秒程度で動きを変える。(以下、同じ)
反対の手でワンバウンドさせて、相手にパス。両手でキャッチ。
ノーバウンド。両手でキャッチ。
反対の手でノーバウンド。両手でキャッチ。
両手でバウンドパス。両手でキャッチ。
両手でノーバウンド。両手でキャッチ。
サッカーのスローイングの動きで、パス。頭の上で両手でキャッチ。
サッカーのスローイングの動きで、相手の真上から落ちてくるようにパス。頭の上で両手でキャッチ。
全ての動きにおいて、見本を教師あるいはできる生徒を指名して、実際に見せながら指導する。
キャッチしている時間を短くする
キャッチの時間を短くします。キャッチしたらすぐパス。
上手な生徒は、オーバーハンドパスに移行させていく。
キャッチを短く。1秒以内。
めやすをつくり、キャッチの時間を短くすることを強く意識させる。
0.5秒以内。捕るより弾く。
上手な生徒はボールの軌道によっては、アンダーハンドで返そうとするので、難しいボールもオーバーハンドを使うよう指示する。
ボールの真下に入ってパスを出す
ボールの真下に入って、弾く。
上手なペアがいたら、全員を座らせ、お手本としてみんなの前でやらせる。
下手はうるさい。上手は静か、です。
出来るだけ音を立てないように、パスしなさい。
上手な生徒には、「ジャンプしてやってごらんなさい」と負荷を与える。
上手なペアがいたら、全員を座らせ、お手本としてみんなの前でやらせる。
10往復できたら座ります。用意、はじめ。
技能の段階に応じて、「一度真上に上げてからパスしてごらんなさい」「一度真上に上げて、半回転してからバックパスしてごらんなさい」など、バリエーションを増やしていく。