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47都道府県の名称と位置:略地図で覚えよう(四国地方)

谷和樹氏の追試。47都道府県の名称と位置を授業開始10~15分程度使い覚える。四国地方は自分で形を考えさせるのがポイント。

47都道府県を覚えるのには略地図がいい。場所と問題が別に書かれてあるテスト形式は順番に覚えるだけで位置を覚えることができない。自然に授業中に覚えられるのが略地図のいいところである。四国地方は形も考えさせると、様々な略地図を書くときの基礎となる。(谷実践追試)

(全体構造)
①フラッシュカードで県名を覚えます。
②略地図を書いて、それぞれ県名を入れます。今回は形も考えます。
③見ずに書けるように練習時間を確保し、ミニテストをやります。

指示 . 1

①ノートに「四国地方」とタイトルを書きなさい。
②四国地方は自分で作ってごらんなさい。できたら持ってきます。

中国地方、東北地方で、子どもたちは大体のやり方がわかっている。県名を入れた様々な形が出てくるだろう。次のような感じだ。

指示 . 2

①一番いい物に手を挙げます。(挙手確認)
②理由を発表しましょう。
③これはおかしいなと思う物に手を挙げましょう。
④理由を発表しましょう。
⑤最後にもう一度だけ、一番いいなと思う物に手を挙げましょう。

これで決めればいいだろう。私の学級の場合は、面積や位置なども考え下の写真にした。

後は、中国地方、東北地方と同じように展開する。

指示 . 3

5分後何も見ずに書けるようテストします。練習しましょう。

時間をとって練習させる。授業時間、学習してすぐに覚える時間を取ることがポイント。覚える時間を毎時間確保するから名称と位置を覚えられる。

指示 . 4

(5分後)テストします。始めなさい。

テスト前に先ほどの板書は消しておく。上のように言って、黙って新たに形だけ書く。子どもたちは熱中する。少し間を開け、教師は一つずつ答えを書いていく。

(ポイント)
答えを書いてあげるから、覚えられていない子も必死に写し、最終的に覚えてしまう。やる気をなくしてしまうのが一番いけない。

指示 . 5

○付けをします。タイトルを書いていたら+10点、漢字で書いていたら+10点、方位記号を書いていたら更に+10点。最高130点です。

タイトルと方位記号は地図資料の必要事項である。このように続けていると、普段地図を書くときも忘れなくなる。
 更に新指導要領では5年生で都道府県名は全て書けるようになっていなければならない。(4年生国語で都道府県に使われる漢字は全て学習する)続けていれば自然に書けるようになる。

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