百人一首70番「さびしさに」の授業(コンテンツ・指導案つき)
百人一首の授業シリーズ
一つ一つの歌を授業化しました。歌の意味や作られた背景を扱っています。

発問 . 1
季節はいつですか?
秋
説明 . 1
秋と書いてありますね。
発問 . 2
このうたは、明るい感じがしますか?暗い感じがしますか?
暗い さびしいとあるから
発問 . 3
「さびしさに」とあるから、宿を出てみました。寂しさはなくなったでしょうか。
説明 . 2
1人で宿の中にいるとさびしいので外に出たら、まわりもさびしい秋の夕暮れだった という唄です。
発問 . 4
ちなみに、「秋の夕暮れ」が最後に来る唄はこのころ有名で、他の歌でもよく使われていました。百人一首の中にもあります。
何の唄でしょうか。
指示 . 1
ヒントです。
説明 . 3
むらさめの のうたがそうです。
指示 . 2
他にもあります。よんでみましょう。
説明 . 4
3つともに「秋の夕暮れ」で締めくくられています
説明 . 5
3つともに「秋の夕暮れ」で締めくくられています。この3つは、「三夕のうた」と言って有名な歌です。
このように、「あきのゆうぐれ」の歌はたくさんあったのですが、「さびしさに」の唄が、その一番初めであると言われているのです。