ふりこの実験装置を作って実験しよう
5年生「ふりこのきまり」の単元。ふりこの実験装置を作る時のポイントと実験する時に気をつけることをまとめた。

ふりこの実験装置を作って実験しよう
簡単なふりこの実験装置の作り方と実験する時に気をつけることを紹介する。
まず、わりばしを実験用スタンドに固定する。わりばしの先は、たこ糸をはさんで巻きつける。

おもりを下げる糸が内側にくるようにはさむようにする。
巻きつけた糸をもどして上下に引っ張れば、ふりこの長さを簡単に変えることができる。
たこ糸を写真のように輪にするとわりばしとタコ糸の間に摩擦が生じて、正確な結果が出なくなる。

以下のように発問し、ふりこの長さを意識させる。
発問 . 1
ふりこの長さは、Aですか、Bですか。

正解は、Bである。
この発問により、「ふりこの長さは、糸の長さでないこと」に気付かせることができる。
「ふりこの長さは、おもりの中心(重心)までの長さである。」ということを意識して、実験するようにする。
同様にして、ふりこのつけ方も以下のように発問して考えさせる。
発問 . 2
おもりのつけ方が正しいのは、Aですか、Bですか。

正解は、Aである。
なぜ、Aが正しいのかを、となり同士で説明させ合う。
指示 . 1
なぜ、Aが正しいのか、理由をお隣さんに説明してごらん。
【主な意見】
・おもりをBのように縦につなぐと、ふりこの長さが変わってしまうからだめ。
・おもりをAのように横につなげば、重心の位置が変わらず、ふりこの長さも変わらない。
・おもりを同じ位置につるすようにしないとふりこの長さが変わってしまう。
