時こくと時間のもとめ方1時間目(全4時間)(R2東書3上)
令和2年東京書籍「新しい算数3上」の「時こくと時間のもとめ方」第1時の授業案です。
教師用の発問、指示等が書かれています。

P27
黒板で町たんけんのことを話しています。
黄色の枠に指をおきなさい。
時こくと時間を確認します。
8時というのは時間ですか、時刻ですか。
時間だと思う人?時刻だと思う人?
時刻ですね。
30分というのは時刻ですか、時間ですか。
時刻だと思う人?時間だと思う人?
時間ですね。
このように何問か出してから、進めるとよい。
注に書かれている151ページ⑧で確認してもよい。
このページにかかれている線分図もわかりやすい。
○あに指をおきます。
○あは、時刻の話ですか、時間の話ですか。
時間だと思う人?時刻だと思う人?
時刻ですね。
時刻を鉛筆で囲みなさい。
8時40分と確認する。
以下、○い、○う、○えも同様に進める。
P28
2 時こくと時間のもとめ方 とタイトルを書きなさい
時計とイラストが4つあります。
一番左。学校を出発するところです。
何時何分ですか。
教科書に書き込みなさい。
これは2年生までの既習事項である。
復習も兼ねて、いきなり問う。
8時40分ですね。
そして、次のイラスト、商店街に着きました。
これは何時かわかりません。
さらに進んで、商店街を出ます。
何時何分ですか。
教科書に書き込みなさい。
□2に使うイラストだが、流れで扱うため、一気に進める。
9時50分ですね。
さらに進み、公園に着きました。
何時何分ですか。
教科書に書き込みなさい。
10時10分と確認する。
更に続くのだが、ページをまたぐので、ここでストップする。
まだ町探検は続くのですが、それは明日。
学校を出発するところに戻ります。
□1
教師が問題文を読む。
子どもに読ませる。
その下に時計の模型があります。
ピンクの矢印が書かれている方。
8時40分から30分進んだところは何時何分になっていますか。
数えてごらんなさい。
9時10分と答える子多数。
ここで一度答えを確定する。
そう。9時10分になります。
毎回、時計をかくわけにいきませんので、線をかいて考える方法を勉強します。
時計のすぐ横の線をに指をおきます。
8時40分。
1つの目盛が10分。進んで。8時50分です。
そらにもう一つ進んで。何時ですか。
指名する。(9時です)
9時ですね。さらにもう1目盛。9時から10分進みました。
何時何分ですか。
教科書に書き込みなさい。
9時10分と確認する。
早くできた子にはもう片方の時計に針を書き込ませる。
この基本型となる線分図を子どもにもかかせるかどうかは、学級の実態による。
かかせるばあいは、1目盛10分でかかせるとよい。
ここではかかせないで教科書のしたにかかれている線分図を使うのも1つの選択肢である。
(私の経験から線分図をかくのはそれだけでかなり難しい学習である)
練習問題1
下の線の図で7時50分はどこでしょうか。
指でおさえてごらんなさい。
ここでつまずく子が意外と多い。
電子黒板やお隣同士で見合うなどの確認が必要だ。
7時50分と念のために書きます。
そこから40分後です。左に進みますか?右に進みますか?
左だと思う人?右だと思う人?
右ですね。
次の時間への布石である。
1目盛は10分です。
40分後はどこにつくか。
指でやってごらんなさい。
いきなり鉛筆でかかせると間違えたときに大変である。
指で行い、確認してから書き込ませたい。
40分なので4目盛分。
お皿矢印をかきます。
何時何分ですか。
答えをノートに書きなさい。
お皿矢印はもちろん例示する。
P29
□2
教師が問題文を読む。
9時50分と書かれている線の図に指をおきます。
1目盛10分です。
お皿矢印を1つかきます。
10時ぴったりになりました。
10時10分までもう1目盛分お皿矢印。
10時10分に着きました。
お皿矢印が2つ分です。
何分かかりましたか。
教科書に書き込みなさい。
20分と確認する。
練習問題2
10時30分と11時10分を下の線分図で確認する。
教師の例示とお隣との確認を併用する。
お皿矢印をかいて答えを出してごらんなさい。
できた子には、板書させる。
答えだけではなく、図もかかせると時間調整になる。
練習問題3
練習問題2と同様に進める。
5分という半端は教えないで乗り越えさせたいところだ。