3年 山小屋で3日間過ごすなら
賛成意見、反対意見、質問意見の言い方を学び、クラスでの今後の話し合い活動での素地とする。
山小屋で三日間すごすなら
本学習内容である「立場を明確にして主張し合い、考えを広げる討論」を行えるよう、教科書に示されている「司会」「記録係」「時間管理係」はつくらない。全員が討論へ参加する形にする。
教科書116ページ、「山小屋で三日間すごすなら」というお勉強です。
「みなさんは、、、」のところを教師が範読する。
条件は2つです。①ふだん、子供だけではできないことをすることと、②自然と触れ合うこと、です。
上記2点を板書する。
「持ち物の決まり」がありますね。読みましょう。
どうして、食料と水が必要なのですか。
どうして、着替えが必要なのですか。
いずれも、とても簡単に確認していく。
その他、あと5つだけ持っていくことができます。どんな物を持っていきたいですか。
付箋紙に、1枚1つ書きます。
書き終わったら、お隣さんと見比べっこして「どうしてこれを書いたの?」など質問をしてごらんなさい。
全員が書けたことを確認する。
班ごとグループを作ります。
班の中で、意見を見比べっこします。それを見て、お互いに質問意見を言ってもらいます。
賛成意見がある場合は、「◯◯さんの意見に賛成です。それは、、、だからです。」というかたちで意見発表します。
反対意見がある場合は、「◯◯さんの意見に反対です。それは、、、だからです。」というかたちで意見発表します。
質問がある場合は、「◯◯さんに質問です。」と言ってから、質問をしてごらんなさい。
しばらく時間を取り、班ごとの時間とする。教師は机間巡視し、どの子がどんな質問意見を言ったかをチェックする。
どんな質問意見を言ったか、確認します。
先程チェックした子を指名し、どんな質問意見を言ったかを発表してもらう。教師は大いに褒める。
またしばらく時間を取り、先程発表した子の質問意見を参考に、再度班ごとの時間とする。
先程よりも質問意見を言った子、言った内容がレベルアップしていることを教師は大いに褒める。
今度は、クラス全員で話し合いをします。
付箋紙に書いた考えを黒板に貼ります。同じ意見は重ねて貼ります。
(貼り終えたら)黒板に貼った意見で、質問意見はありますか。
ある人は、立って発表してください。
質問意見をした子を大いに褒める。
しばらく時間を取り、クラス全体の質問意見の時間とする。教師は発言した子を大いに褒める。
【時間があれば】子供の意見2つを取り上げて、討論の授業を行う。
AとB(例えば、「懐中電灯」と「ライター」)で、1つ持っていくとしたらどちらですか。
自分の意見を書く場合は、「ぼく(わたし)は、◯◯です。それは、、、だからです。」というかたちで意見を書きます。