コロナウィルス 長い休みに最適な「楽しい宿題」
3月。コロナウィルスにより、子供たちは長い長い休みとなります。漢字プリント、計算プリントばかりでは飽きてしまいます。そんなときに、この「楽しい宿題」をしてみましょう!
「あ」をたくさん使った作文を書いてみましょう。
例えば、次の作文です。「あかい雨が あさからふった。あにと あねは、あかむらさきとあいいろの あまがさをさして、あめだまをなめがら、あおいやねの あの人の家へあそびにいった。」
向山洋一氏学級通信『アチャラ』より
空想の春休み作文を書きましょう。
例えば、次の作文です。
「ぼくは春休みに、かっぱ釣りに行きました。
ソーセージやレタス、キャベツをやりましたが、全然つれませんでした。なので、最後の手段と思 い、キュウリをつけました。
すると、ずっしりとした感覚が来て、さおをひっぱると河童でした。
目が黒くて、頭に小さな皿がありました。ぼくは、河童に「すもうしろ!」と言ったら、「OK」と言いました。そして、ぼくはすもうをしました。
河童は体当たりしてきたので、よけたら、たおれました。
僕の勝ちです。
河童は僕の言いなりになりました。」
林健広学級の子供の作品より
※本当ではあり得ないことを書きましょう。
昔話を少しだけ変えて作文を書きましょう。
例えば、次の作文にです。
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは、山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
すると、桃が流れてきました。
家に持って帰って、桃を割ってみました。
中から元気な女の子が生まれてきました。桃子とおじいさんは名づけました。
桃子はすくすく大きくなりました。
桃子はある日、言いました。
『私、鬼退治にいく!』
『えええ!!!』
『悪いことしている鬼を倒す!』
おじいさんとおばあさんは、きび団子をつくってあげました。
桃子は、きび団子をもち、歩きました。
しばらくすると、ライオンが表れました。
『桃子さん、きび団子をください。』
『いいですよ。その代りに、鬼退治を一緒にしてください。』
『分かりました。』
このあと、ゾウ、キリンも仲間に入りました。
歩いていると、大きな池がありました。
ライオンは、足をすべらせて、池に落ちてしまいました。
すると、池から女神が表れました。
『あなたが落としたライオンは、金のライオンですか?銀のライオンですか?』
『いえ、ふつうのライオンです』
『あなたは正直ですね。金と銀のライオンもあげましょう。』
こうして、桃子は、ライオン、金のライオン、銀のライオン、キリン、ゾウと鬼が島に行きました。
あっという間に、鬼を倒しました。
桃子は、おじいさん、おばあさん。そして、ライオン、金のライオン、銀のライオン、キリン、ゾウといつまでの仲良くくらしましたとさ。
めでたし、めでたし。」
※林健広学級 子供の作品
※有名な昔話を変えると楽しい作品になります。