水よう液の正体を見破ろう!①〜実験方法をフローチャートにまとめよう〜
6年生「水よう液の性質」の単元。今まで学習したことを生かして、試験管にそれぞれ5種類の水よう液を入れておく。どの試験管にどの水よう液が入っているかを見破るための実験方法をフローチャートにまとめる授業である。理科授業におけるプログラミング教育である。

準備物
・大きなホワイトボード
・ホワイトボード用のペン
・ラミネートしたフローチャート用の「実験方法」「水よう液の名前」
・ぞうきん(消すための)
問題
水よう液の正体を見破ろう!

AからEの試験管には、5種類の水よう液が入っています。その正体を見破るためにどのような実験をしたらよいでしょうか。今まで学習したことをもとに、実験方法をフローチャートにまとめてもらいます。
水溶液の性質を見分けるために、今までにどんな実験をしてきましたか。
・蒸発させる。
・リトマス紙を使う。
・金属を入れる。
「蒸発させる」については、うすい水酸化ナトリウム水よう液は蒸発させると危険なので、実験方法には入れないことにします。
実験方法として、
・リトマス紙を使う。
・金属を入れる。
の方法を使うことにします。
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5種類の水溶液のうち、1種類だけ目で見て分かるものがあります。それは、何ですか。
炭酸水
それはなぜですか。
あわが出ているから。
最初に実験開始と書きなさい。
(ラミネートを使うと時間を短縮できる。)
下に矢印をしてひし形を書きなさい。その中に「あわが出ている」と書きます。
(ラミネートを使うと時間を短縮できる。)
ひし形の中に書くのは、命令が分かれる場合です。「はい」と「いいえ」の場合に分けて「はい」の場合、下に矢印をして「炭酸水」と書きます。
(ラミネートを使うと時間を短縮できる。)
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この続きを考えさせる。
フローチャートを考えるときに、できるだけ少ない手順でできる方がいいことを教えておく。
以下のようなフローチャートが出来上がるだろう。
