かたかなのひろば 指導案
・かたかなで書く言葉を理解して、文の中で正しく使うことができる。
かたかなのひろば
「ぼくは、たおるで体をふいた。」と板書する。
「この文で、なにか変だな」と思うところはありますか。
「たおる」は、カタカナで書く。
そうですね。「タオル」はカタカナで書きます。次の文をノートに写しなさい。
「ぼくは、タオルで体をふいた。」
カタカナで書く言葉の勉強をしましょう。
教科書「かたかなのひろば」を開きます。
先生が言葉を読んでいくので、指で押さえながら声に出して読みましょう。
教師「シャワー」子ども「シャワー」 教師「プール」子供「プール」のように、繰り返して読ませる。
途中「指で押さえているか、隣同士確認しなさい」と指示を出し、活動しているか確認する。
問題文と例文を追い読みさせる。
「絵の中の言葉を使って、文を作りましょう。」
「例 犬が、ゴールをめざして走っています。」
例文をノートに写しなさい。
例文のように、カタカナで書く言葉が入った文を考えていきます。
プールがありますね。指で押さえなさい。
「プール」「タオル」「シャワー」ノートに書きます。
「プール」「シャワー」「タオル」この言葉を使って、文を考えなさい。
まず、考えられた子を指名し発表させる(3名ほど)。教師は板書する。
次に、「全員起立。「プール」「シャワー」「タオル」を使った文を思い付いた子は座りなさい。黒板に書かれているものと同じでもよいです。」と指示する。全員座ったら「お隣さんに発表しなさい」と指示する。
・くまがプールで泳いでいる
・シャワーを浴びた後、タオルでふく
・ぶたがシャワーを浴びている
自分が考えた文をノートに書きなさい。
ノートに書かせる。
「ドッジボールとサッカー」をしているところがありますね。指で押さえなさい。
どんなカタカナが書かれていますか。
「ドッジボール」「コート」「サッカー」
「ドッジボール」「コート」「サッカー」を使って、文を作りなさい。
①ドッジボールをしている。
②コートを使ってドッジボールをしている。
③ドッジボールの横で、サッカーコートを使ってしている動物がいる。
持ってこさせたら、10名ほど黒板に書かせる。
黒板に、チョークで番号を書いておき、「〇番の下に書いて」と言うと混乱しない。
番号がすべて埋まったら「もう一つ考えておきなさい」と指示し、時間調整する。
黒板に書かせた文を端から読ませる。
書かれた文を評定する。カタカナで書く言葉が入っていれば数字の上にAと書く。
カタカナが1つ入っていたらA 2つ入っていたらAAとする。
3つ入っていたらAAA。
AとAA、AAAの違いは何でしょうか。
カタカナが入っている数が違う。
たくさんのカタカナを使って文を書いてみましょう。
リレーをしているところがありますね。
そこに書かれているカタカナを使って文を作りなさい。書けたら持ってきます。ただし、1つの文に使うカタカナは3つまでとします。なぜなら、カタカナをたくさん使えば使うほど文は長くなります。そうすると、意味がよく分からない文ができてしまうことがあるからです。
・リレーをしている近くで、ダンスで応援している子がいる。
・ジャンプをしたりスキップをしたりして遊んでいる。
持ってきたノートに次々評定していく。カタカナの数で評定する。
教科書に使われていないカタカナを使ってきた子がいたら黒板に書かせる。
(例 うさぎがピョンピョンとスキップをしている)
これはAAAAです。なぜですか。
教科書に出てこないカタカナを使っているから。
教科書に書かれていないカタカナも考えて文を作ってみましょう。
同じく書けた子から持ってこさせる。
AAAAを取った子数名に黒板に書かせるか発表させて、授業を終える。