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第15回世界水素エネルギー会議から見える日本の技術力

日本が水素の研究開発において多大な功績を挙げていることを知り.日本人の技術力のすごさを感じることができる。エネルギー教育全国協議会九州支部推薦 No.2140269 http://genta80.web.fc2.com/suiso-energy-file.htm
原実践:西田裕之先生  コンテンツ作成:福原正教

(1) 起(燃料電池の活用方法)

① ガソリンなどの燃料は,いつかはなくなります。
② ガソリンなどに代わる燃料「水素」が注目されています。
③ (水素実物提示)
④ 「水素」と「酸素」が結びつく際に,電気が生まれます。
⑤ この仕組みを箱の中に入れ,発電機にしたものを「燃料電池」といいます。
⑥ (燃料電池実物提示)
⑦ 燃料電池は様々なところで活用することができます。
⑧ 乗用車・バス・スクーター・ノートパソコン・ポケットコンピュータ・携帯電話の 充電器・携帯電話のバッテリー・発電所・ビル建物用発電機・家庭用発電機など多くの活用法があります。

(2) 承(水素研究開発の課題)

① 燃料電池の実用化に向けて,大きく3つの課題があります。
② それらの課題は「水素を(    )のが難しい」と表すことができます。(    )に入る言葉は何でしょうか。ノートに書きなさい。
③ 大きく,「つくる」「はこぶ」「ためる」の3つです。

(3) 転(第15回世界水素エネルギー会議)

① 第15回世界水素エネルギー会議が,昨年横浜で開かれました。
② 水素研究開発の課題を克服すべく,各国の多くの研究チームが展示会に出展し,研究発表をしました。
③ 例えば,燃料電池自動車に水素を入れるための給水素の蛇口のようなものの作り方という研究だけでも,かなりの数の発表がありました。
④ この展示会で,日本の研究発表の数はどのくらいの割合を占めたと思いますか。
⑤ 64%,72チームのうち46チームを日本が占めていたのです。

(4) 結(日本の優れた技術力)

世界的な水素の研究会議が日本で開催され,その中で日本は半分以上もの研究発表を行いました。燃料電池の実用化は,もうすぐ始まろうとしています。日本の技術力は,世界の先頭集団を走っているのです。