「黄」「思」の漢字文化
小学二年生五月にならう「黄」「思」の漢字文化の授業実践です。

黒板に「黄」という漢字を書く。その横に、昔の「黄」の漢字を書く。
発問 . 1
「黄」という漢字には、「きらきらした」という意味があります。昔の「黄」は、このような形でした。あるものの形です。なんの形でしょう。
発問 . 2
火のついた、あるものです。なんでしょう。
子どもから意見を発表させ、板書する。挙手でどれかを考えさせる。
説明 . 1
これは、火のついた弓矢です。昔、敵に向かって攻撃した弓矢には、火がついていました。この火のきらきらした様子が、「黄」という漢字になりました。
「思」という漢字を書く。
発問 . 3
「思」は、「田」と「心」、二つの漢字からできていますね。「心」は、そのまま、人間の心。でも、「田」は、まったく別のものの形を表しています。あんの形でしょう。
子どもから意見を発表させ、板書する。挙手でどれかを考えさせる。
説明 . 2
「田」は、人間の頭の中。「脳」の形です。
頭を使って、心を使う。
そうすることで、「思う」ということはできるんです。