流れる水のはたらき パート1 第1時
校庭の砂場に「ミニ・川」を作り、単元の導入を行う。2012年度版 原実践者 大堀真 (コンテンツ作成 大輪真理)
誰でもできる楽しい理科授業 東京書籍版 2012
5年理科、東京書籍版 流れる水のはたらき パート1 第1時
作成者 福島アンバランス 大堀 真 2012年9月一部修正
準備
校庭の砂場にミニ川を作る。
(20センチメートル以上の高低差を作って水を流す)
長さが10メートルから数メートルぐらいがちょうどいい。
教科書★★(現在の教科書のページ数は不明)ページを開きなさい。
開いたら開いたと返事をしなさい。
大きな数字で「5」と書いてありますから、指で押さえなさい。
何の勉強をするのですか。読みなさい。
「流れる水のはたらき」
教科書★ページ・★ページの写真を見て、
気づいたこと思ったこと、考えたことを3個以上箇条書きにしなさい。
一つかけたら持ってきなさい。
※ 出た意見はすべて認める。
それでは、校庭の砂場に「ミニ川」を作っておきました。
ミニ川を観察して、
気づいたこと、思ったこと、考えたことをあとでノートに書いてもらいます。
目標は3こ以上です。
それでは、プールのわきの砂場に移動します。
※ 校庭の「ミニ川」を観察させる。
このとき、必ず最後に水を止め、
干上がった状態を観察したのを確認して教室へ戻す。
ノートの新しいページを開きなさい。
日付を入れなさい。
書いたら「書いた」と返事をしなさい。
校庭の「ミニ川」を見て、
気づいたこと思ったこと、考えたことを3個以上箇条書きにしなさい。
一つかけたら持ってきなさい。
黒板を三つに区切り、
それぞれの区画の一番上に色チョークを使って横長の楕円を書いておく。
大きさはコッペパン大。
たとえば左の区画は黄色。
真ん中の区画は赤色、
右の区画は青と区分しておくのである。
出た意見を分類して、それぞれの区画に板書させる。
ひとつは、「けずる」 はたらき
(黒板には「けずる」とは書かれていない。色チョークの黄〇があるだけである。)
けずるに関係する意見を書いてきた子には「黄色の場所に書きなさい」と指示する。
同様にして、「けずる」「はこぶ・ながす」「わける・ためる」の
三つに分類して板書させる。
流れる水には、三つのはたらきがあります。
では、黄色のところに書かれた意見を読んでもらいます。
一つ目、〇〇君。はい次、●●さん。
この一つ目のところは、どんなはたらきと言ったらいいですか。
※ 「けずる」はたらき。(これは教科書の写真も見ているので無理なく気づく)
同様にして、「はこぶ」と「ためる」についても発問する。
ただし、「つもらせる」は難しいのでどうしても出ないときは
無理をせずに教える。または、教科書を読ませる。
このように、流れる水には三つのはたらきがあります。
読んでごらんなさい。(けずる、はこぶ、ためる)
ノートに次のように書きなさい。
★ 流れる水には三つのはたらきがある。
1 けずるはたらき 現在の教科書では「侵食」という用語を教える。
2 (けずったものを)はこぶはたらき 〃 「運搬」という用語を教える。
3 (流したものを)つもらせるはたらき。 〃 「堆積」という用語を教える。
ひとつの班で全員書けたところは手をあげなさい。
書きおわった班からおわりです。
この次の時間は本物の川を観察にいきます。
※本当に行けるかどうかは各学校の実態による。
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