『自動販売機』
子どもたちの身近にある自動販売機。自動販売機にはどんな種類があるのかを考えさせ、内部情報を蓄積する。
自動販売機の良い点、悪い点を分けて聞くことにより、今後の自動販売機のあり方
のイメージを作りやすくさせる。

授業について
子どもたちが理解しやすいように自動販売機のタイプをまちつくりの観点から3つに分類する。
①バリアフリー・福祉
②防災・安全
③環境・エネルギー
実際の自動販売機の映像を使い、自動販売機の工夫を知る。どんな販売機があるといいのかを考えさせる。
実際に社会科の町探検で自動販売機を探しに行く。
授業の展開
「学区探検をしよう」「まちめぐりをしよう」の中にキーワードとして自動販売機に注目する。
・社会科 「学区探検をしよう」実際に学区探検で自動販売機をみつけ、地図に書き込む。①バリアフリー・福祉、②防災・安全、③環境・エネルギーのどのタイプかを分類していく
・社会科 「まちめぐりをしよう」実際にまちめぐりで自動販売機を見付け地図に書き込む。①バリアフリー・福祉、②防災・安全、③環境・エネルギーのどのタイプかを分類していく
・総合的な学習 3つのタイプが出たところで、自動販売機から①バリアフリー・福祉、②防災・安全、③環境・エネルギーの学習へ広げていく。
①自動販売機
どんな種類があるのか。
ジュース、アイス、たばこ、お菓子、軽食など
②電器の消費量はどれくらいか。
自動販売機は増えているのに、消費電力は減ってきている。
日本の技術のすばらしさ
③自動販売機の良い点
24時間買うことができる。
近くにある
④自動販売機の悪い点
⑤自動販売機の工夫を考えよう。
・災害時には無料で取り出すことができる。
・AED搭載
・道案内 住所が書いてある
・電光掲示板
指導案
これは何でしょう。
今から2000年以上前の自動販売機。
(聖水)神様の水
今日は自動販売機のお勉強をします。
自動販売機にはどんなものがありますか。ノートに箇条書きしましょう。
飲料水、たばこ、アイス、お菓子、軽食、切符、本 など
自動販売機の良い点はどんなところでしょう。
・近くにある。
・24時間買うことができる。
自動販売この悪い点はどんなところでしょう。
・電気の無駄
・取り出すときにしゃがまなければいけない。
しかし、日本の技術で消費電力が安くなってきた。
待機電力を有効に使う工夫をしているのです。
どんな工夫がありますか。
24時間動いているからこその工夫
①広告・・・防災安全
②バリアフリー【福祉・バリアフリー】
③電光掲示板・・・災害の情報を知らせる。【防災安全、エネルギー】
④住所・・・道案内
⑤災害対応救援・・・災害時の飲料水の確保 【防災安全、エネルギー】
⑥AED・・・急病者への対応 【福祉・バリアフリー】
どんな機能が自動販売機に備わったいると良いですか?
次の時間、自動販売機を探しにまち探検に行きましょう。
【参考文献・参考サイト]
古代中世の超技術38 講談社 小峯龍男著
じどうはんばいきのしくみ 岩崎書店 秋月 まくら著
風土が育む日本の技術 東北大学出版 尾坂芳夫著
日本のモノづくりは世界のお手本なんです。ウェッジ 赤池学著