VIEW: 1753

算数授業日記6月27日(水) とにかく数えさせる。子どもは一所懸命 上48~51

6月27日(水) とにかく数えさせる。子どもは一所懸命 上48~51

「100より大きい数をしらべよう」に入りました。

教科書の象の大群のイラストを拡大コピーし掲示しました。
「同じページを開きなさい」
 子どもたち,「象だ」と言いながら喜んで探します。
「うわー,いっぱいいる!」

「宇宙人君が『何頭いるかな』って言ってます」
「100頭より多そうだね,とも言っています」
「ぞうの数を数えましょう。はい数えなさい」
<えー>と言いながらも数え始めました。
「数えたら先生に教えてください」

十のかたまりを作って数える子,二とびで数える子,一頭ずづ数える子。

やらせてから失敗したな,と思いました。
 コピーを何枚も用意して,渡して数えさせればよかったと思いました。
 こうすれば途中でわけがわからなくなっても何度でもやり直しができます。

10分近くたっても正解がでません。
 ただ近いところが出てきました。
 230,240,229,235,中途断念,250が出ました。
 10分以上,一所懸命数えていました。
 それだけですごい。

最後は全員10のかたまりを作って数えていました。
 一人の子に説明させました。
 数え方は同じでも,ミスがあって数値が違っています。

拡大コピーで確かめることにしました。
「1,2,3・・・・・・・10」と数えさせながら10の塊を作っていきます。
 途中子どもを順番に前に出させて,塊をつくらせたりもしました。

「10の塊を数えましょう」
 23ありました。

「教科書□1の☆1。『10頭の集まりがなんこできますか』何個できたか教科書に書きなさい」
 23と全員できました。

「10の塊,数えやすいですか」
 数えにくい,といいます。

「大きな塊を作ります。何頭の塊がいいですか」
 これは100と出ました。他の子もそれがいいと。

「10の塊がなんこで100になりますか」
 10こ,といいます。

そして10のかたまりを数えながら100の集まりをつくりました。

「まだできますか」
 できる!

そしてもうひとつ作りました。
「まだできますか」
もうできない,といいます。

「さぁ何頭でしょうか」
 235と出ました。しかし?の子もいます。

「そこで象さんに並んでもらいました。50ページを開きなさい」

こうして記数法に入っていきました。