【国語辞典指導ステップ2】国語辞典の仕組みを授業する
国語辞典の仕組みを授業しました。教師が説明ばかりするのではなく、国語辞典を使った作業をしながらテンポよく授業することを心がけました。

発問 . 1
国語辞典を引いた時、あお(青)といし(石)とでは、どちらが先に出てくると思いますか。
子ども達に挙手させた。
全員が、あお(青)だった。
理由を聞くと、「最初の一文字を比べて、『あ』の方が先に出てくるから。」だという。
指示 . 1
国語辞典で、あお(青)を調べなさい。
あお(青)は、四ページにのっていることを確認した。
同様に、いし(石)も調べ、五十六ページにのっていた。
説明 . 1
国語辞典には、言葉が「あいうえお」の順番にならんでいるのです。
発問 . 2
あお(青)とあか(赤)とでは、どちらが先でしょうか。
全員が、あお(青)と予想した。
二文字目の『お』と『か』とで比べたという。
あか(赤)を調べると六ページだった。
子どもたちはやっぱりという表情をしていた。
説明 . 2
上から二番目の文字も「あいうえお」の順番にならんでいます。三番目、四番目、その次も「あいうえお」の順番なのです。
その後、「はす・バス・パス」、「じゆう(自由)・じゅう(十)」を同様に進めた。