『きつつき』(全12時間)第1~2時
小2、教育出版、国語の教科書(下)、に出てくる説明文『きつつき』の指導記録である。平成25年度に実施した。全12時間。第1、2時の記録である。

第1時 範読、音読、形式段落に番号を付ける など
漢字指導
指でなぞりながら、聞きましょう。
範読をした。
読み終わった後、「作ってみたい!」という声が、子供たちから上がった。
ついて読みます。
追い読みをした。
題名の右横に、丸を10個書きなさい。
1回読んだので、丸を1つ、赤鉛筆で塗らせた。
76ページ、1行目、指で押さえます。
一マス分、へこんでいるでしょ。
そこに、①と書きなさい。
形式段落に、番号を振らせた。
見出し、小見出しごとに、子供に書かせ、確認していった。
全部で⑲段落まで。
たけのこ読みをします。
読みたい段落を3つ選びなさい。
たけのこ読みをしながら、再度、通して読んだ。
1回読んだら座ります。起立。
早く読み終わって、座った子にも、音読をさせた。
読んだ分だけ、丸に色を塗らせた。
子供によって、だいぶ読むスピードに差がある。
『きつつき』は、「説明書」です。
これから、説明書の読み方、書き方を学んでいきます。
「一 用意するざいりょう」指を置きます。
文字が太くなっているでしょ。
そこを「見出し」と言います。言ってごらん。
見出しの例として、新聞を出した。
どれが見出しか、見つけさせた。
「見出し」とは、正確には、文章の内容を短く要約し、本文の最初に置かれる言葉であるが、低学年のため、そこまで詳しく話さなかった。
上記の指示だけで、とりあえずの理解をさせた。
見出しだけ、ノートにまとめます。
以下のように板書。
一 用意するざいりょう
二 作り方
(一) コイルばねを作る
(二) コイルばねをとりつける
(三) きつつきをとりつける
三 上手なうごかし方
四 ほかのあそび方
「(一) コイルばねを作る」までは、一緒に書いた。
そのあとは、「書いてごらんなさい」で、書かせ、答え合わせをした。
見出しを使うと、わかりやすくまとめられることを伝えて、授業を終えた。
第2時 見出しごとに精読1(一用意するざいりょう)
漢字指導、ペアで交代読み
77ページを開きます。
「一 用意するざいりょう」さん、はい。
「一 用意する材料」のところを音読させた。
「エナメル線 一本」指で押さえます。
その上に、Aと書きます。
下の写真で、エナメル線はどれですか。
エナメル線の写真の横に、Aと書きなさい。
同様に、竹ひご、画用紙、あぶらねんど、セロハンテープも扱った。
B、C、D、Eとして、残りは、同時に書かせた。
24人中、2人を除いて、把握していた。
念のための作業である。
用意する材料を、表にまとめます。
教師用指導書のワークシート集を活用した。
説明文教材には、いいワークシートがたくさんあると、個人的には感じている。
表にまとめさせる学習は、2年生であれば、必ずどこかで行いたい。
表にまとめさせることで、表の読み方、書き方を学習することができ、今後の学習に活用できる。