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5年天気の変化 板書事例

天気の変化はわかりにくい。この事例のように二次元板書するとよくわかる。

天気の変化をこのように二次元で板書すると、変化のきまりがよくわかる

このように、横軸に場所、縦軸に日にちを入れて図示(非連続テキスト化)すれば、天気の変化は一目瞭然となる。

留意点は、

指示 . 1

4月16日の大阪は教科書では雨だが、「雨と曇は紙一重」だから、後で曇ったかもしれないから、かっこ書きで「くもり」と横に書きます。

この指示が大きくモノを言う。気象などの自然事象は「典型的な例」を示さないとわかりにくい。

同様に

指示 . 2

4月19日の東京は、教科書では曇だが、後で雨になったかもしれないので、かっこ書きで「雨」と横に書きます。

こうすると、見事に左上から右下へ同じ天気が連続していく図ができる。

自然は、法則通りには動かないこともある。

だから、自然(生物や天候など)の決まりを発見させるためには、「典型的な例」を見せたほうがわかりやすい。

典型的な例で、天気の変化はこのように起きている、ということを大枠で理解させた上で、日々の天気を観察させるほうが無理がないと思う。

ほんとうに納得させるためには、「大量の事例」を分析して、「多少の例外はあるが、ほとんどの場合○○である」という結論を導く方が素直である。

だから、自由試行で大量の体験をさせるのは有効なのである。