明日教室で使えるクイズ・ゲーム「これは何本?」
単純なクイズですが、子どもはぐんぐんのってきます。
説明 . 1
「これは何本?」というクイズをやります。最初に確認しておきましょう。
(指を1本立てながら)これは、何本でしょう? → 子ども「1本」
(指を2本立てながら)これは、何本でしょう? → 子ども「2本」
(指を3本立てながら)これは、何本でしょう? → 子ども「3本」
発問 . 1
では、クイズです。
(指を2本立てながら)これは、何ぼんでしょう?
子どもたちは、指を見て「2ほん」という。
説明 . 2
これは、「3ぼん」です。
「えー?」「なんでー?」という声があがる。
このクイズはこういう仕掛けになっている。
立てている指の本数はまったく関係がない。
「何本でしょう?」の「本」の言い方により、答えが決まってくる。
「何ぽんでしょう?」 → (答え) 1ぽん
「何ほんでしょう?」 → (答え) 2ほん
「何ぼんでしょう?」 → (答え) 3ぼん
例えば、指を1本立てておいて「これは何ぼんでしょう?」と問う。
子どもたちは、立っている指の本数を見て「1本」と答えてくる。しかし、答えは「3ぼん」なのである。
クイズのポイントは次である。
「何本でしょう?」と問う時、単位(ぽん・ほん・ぼん)の違いに気づかせないように、さりげなく言う。
単純なクイズだが、子どもはのってくる。