角の大きさ「角の大きさの表し方を調べよう」(東京書籍)
分度器を使って180°よりも大きな角度を測る授業(TOSS長野推薦)コンテンツ作成:河越光孝先生 コンテンツ移行代理:平田純也

4年下 角の大きさ「角の大きさの表し方を調べよう」(東京書籍) 9時間扱い中の第4時目 (P.27) 分度器を使って180°よりも大きな角度を測る授業
(向山型算数授業法事典小学4年P91~92教材のデイリープラン白井輝氏の修正追試)
本実践での修正点は、伊藤隆之氏作成のフラッシュサイトを使用し、180°+○○°の測り方をシュミレーションさせることで、児童が180°よりも大きな角を測り方をイメージしやすくなるようにしたことである。
伊藤氏のフラッシュサイトで、180°にするための補助線の書き方や分度器を下向きにすることなど、一つひとつ順を追って測ることができ、通常「わからない」と言って、机に伏せてしまう児童も全体のペースで学習を進めることができた。
フラッシュサイトは、旧TOSSランドNO.1122251 学校図書算数4年上対応「角」の学習FLASHサイト(伊藤隆之氏作成)を使用した。
二人の測り方を見て、気づいたことをノートに書きます。
(りつこさんとゆうたさんの測り方を説明させる。)
ゆうたさんの考えを手で隠します。
りつこさんの考え方を説明できる人?
(徐々にできるようになっていけばよいので、ここではできる子に活躍させた。)
ノートに式と計算、答えの3点セットを書いて持ってきます。
(早く持ってきた子に板書をさせて、遅れがちな子への参考にさせた。)
(ここでいう3点セットとは、180°+180°よりも大きな部分の式とその筆算と答えである。)
(角度を求める際の「3点セット」は、前時に90°+○○°や180°-○○°などを扱った時点で確認している。)
次の点線内は、修正を加えた部分である。
ここで、りつこさんの考え=180°+○○°の考えを定着させるために、上記の伊
藤氏作成のフラッシュサイトを使って手順を追って確認した。
(1)180°の補助線を引く
(2)測る部分を赤鉛筆で薄く塗らせる
(3)分度器を下向きに置き、180°よりも大きな部分の角度を測る
(4)分度器を下向きにして測った角度を180°足す
ゆうたさんの考え方を説明できる人?
(りつこさんの測り方の時と同様に、できる子に活躍させた。)
分度器をゆうたさんと同じようにあててごらんなさい。
(分度器を下向きで置かせ、となり同士で確認させた。)
ノートに式と計算、答えの3点セットを書いて持ってきます。
(360°-○○°の考え方は、180°+○○°の考え方に比べて、難しいと感じる子が多かった。早くノートを持ってきた子に板書をさせ、遅れがちな子への参考にさせた。)
④の問題を解きます。今やった、りつこさん、ゆうたさんのやり方どちらかでやります。
(早く解けた子に板書をさせ、遅れがちな子への参考にさせた。また、早くできた子には、やってないほうの測り方でもう一度問題を解くように指示した。)
あかねこ計算スキルで確認をして授業を終了した。