円を分ける
向山洋一実践「円を分ける」を飛び込みの4年生に対して行った実践である。
指示 . 1
ノートに、500円玉くらいの円を、コンパスを使わずに、ピュッと書いてください。
指示 . 2
書いた人、手を挙げます。
指示 . 3
その円に、直線を一本通しなさい。
発問 . 1
円が、いくつ(のお部屋)に分かれましたか。
指示 . 4
「2つ」と書いて、1・2と書きます。線は1本でしたから、1本と書いてください。
指示 . 5
別のところに、また円を書きなさい。
指示 . 6
今度は、直線を、二本通しなさい。
指示 . 7
いくつに分かれたか、指で表してみて。せーの。
説明 . 1
3つに分かれた人?いるよね
4つに分かれた人?いるよね
どっちかがおかしいですか。両方あるね。
指示 . 8
自分のやってないほうのやり方でやりなさい。
発問 . 2
次に先生なんというと思いますか。
指示 . 9
円をまた書きましょう。
指示 . 10
3本直線を通すと、いくつの部屋に分かれるか、できるだけたくさん、何通りも出してごらんなさい。
発問 . 3
少ない時で、いくつ(の部屋)?
4つの部屋作れた人?
他にも作れた人?5つ作れたひと?
まだある人?(6つ、7つ)
指示 . 11
これ全部、4つとも書きなさい。
説明 . 2
4つ~7つできた人には、8つも挑戦させ、時間差を埋める。
発問 . 4
3本の直線で、7つにわけられるという時は、どのような線の引き方しているのですか。
指示 . 12
説明をノートに書いてごらんなさい。
説明 . 3
「8行も書いたの!すごいね」など、ほめてまわる。
書けた子から板書させる。
説明 . 4
一人一人、順番に説明させる。そして、ひとりひとり検討する。
①○○さん、説明してごらんなさい。
②○○さんの説明の通りに、みんな円を分けてごらんなさい。
③これだけだと6の場合もありますね。
※書いたことをほめる。調整したことをほめる。