ローマ字
ローマ字表記に進んで関心をもち,繰り返し読んだり書いたりすることで,表記の決まりを習得しようとすることができる。

ローマ字(4時間)
第1時
日本では、どんな文字が使われていますか。
漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット
(教科書の駅名の写真をスライドで掲示する)ここはどこですか。
新大阪駅
「新大阪駅」はどんな文字で表されていますか。
漢字、ひらがな、アルファベット、ローマ字
(ローマ字で書かれている箇所をまるで囲み注目させる。)前を見ます。
このような書き表し方を「ローマ字」といいます。ローマ字、さんはい。
ローマ字
ローマ字で書かれているものは、駅の名前のほかにもありますか。
近くの人に言いましょう。
交番、道の名前、お店の名前、パスポートなどが挙げられる
教科書、127ページを開きます。アルファベットの表を見ます。
指さしをしながら、アルファベットの表を読んでいく。
「あ」指さします。
隣と確認します。
あいう…と指さしながら横に読んでいきます。
教師と一緒に読んでいく。
ローマ字の表を見て、気づいたことを近くの人に言いましょう。
発表します。
あいうえおだけ一文字になっている。
2文字か3文字で表されているものもある。
日本語と違って濁音には点々を付けない。
横に見ていくと同じ文字が使われている。縦も。などの意見が出される
みんなが気付いたように、ローマ字にはいくつかの決まりがあります。
教科書を読みながら確認していきます。
□1指をおきます。ア行の音は、1字で表されます。さんはい。
ア行の…
教科書を教師の後に読ませながら確認していく。
カ行の音には全部「ケー」がついています。
他の段や行は、どのように表していますか。
横は1文字目が同じ。縦は2文字目が同じ。縦の2文字目はあいうえおと同じ。
サ行は全部「S」がついている、マ行は全部「M」がついている、などいくつか確認する。
ローマ字表を見ながら、今から先生がいう言葉を書きます。
プリント(ノート)に名前を書きましょう。
①あさ
書けたら黒板を見ます。(教師は答えを板書する)
あっている人は赤鉛筆でまるをします。(その場で自分で答え合わせをする)
同様に、②はな ③こくご ④せんせい ⑤ありがとう ⑥やすみじかん
などと文字数を増やしながら問題を出していく。
第2時
縦に見ると、横に見ると同じ文字が出てくるという決まりを学習しました。
その他のローマ字の決まりを勉強します。
ローマ字には次のような決まりがあります。さんはい。(追い読みをしていく)
ローマ字には次のような決まりがあります。
「きゃ」「きゅ」「きょ」などの音は、「きゃ」「きゅ」「きょ」のように3字で書き表します。
「きゃ」「きゅ」「きょ」などの音は、「きゃ」「きゅ」「きょ」のように3字で書き表します。
ローマ字で書き表しましょう。
ちゃわん
ちゃわん
教科書の文字を丁寧になぞります。
でんしゃ
でんしゃ
なぞります。
きんぎょ
きんぎょ
ローマ字表を見て、自分で書きましょう。
書けた人は、「きゃ」「きゅ」「きょ」みたいな言葉が付く言葉を教科書の空いている所に書いておきます。
のばす音、つまる音、はねる音についても同様に進めていく。
ローマ字クイズをします。
第1時同様
①じゃんけん ②ぎゅうにゅう ③おかあさん
④おばあちゃん ⑤こんにゃく ⑥しょうがくせい
等と問題を出して書かせていく。
第3時
第2時同様、人名や地名の書き方、書き方が2通りあるものについて学習する。
第2時同様、問題を出し、1つずつマル付けをしていく。 ①先生の名前(始めは大文字) ②学校の住所 ③自分の名前(隣の人にまるつけをしてもらう)
同様に、2とおりの書き方がある言葉についても書いていく。 ①じかん ②きしゃ ③ジュース ④しんかんせん など
第4時
自分の席から見えるものをできるだけたくさん、ローマ字を使ってノートに書きます。
たとえば何が見えますか。
えんぴつ など
①enpitsu プリントに書きます。(ノートに書きます)
このように①②…と書いていきます。
では、5分間、はじめ。
3つ書けたら持っておいで。
一つを板書させていく。
そこまでとします。
順番に読んでいきます。
自分と同じものがあったら、マルをしましょう。
ちがうものがあったら、メモをしておきます。
教師が示す順に読んでいく。
これに3つ付け足せる人。
発表させ、黒板に付け足していく。
3つ、2つ、1つという風に聞いていき、意見をすべて出させる。