ことばでみちあんない
対話を大切にし,相手にわかるように言葉で伝えることができるようにします。
ことばでみちあんない(光村小2)
対話を大切にした授業です。(3時間)
第1時 みどりさんの道案内の仕方を考える
プロジェクターで教科書の絵8(地図)を提示する。
みどりさんが道案内をします。
教師が範読。その後,みんなで読む。
例)「追い読み」(教師→児童。児童→教師。男子→女子。女子→男子。など)
「交代読み」(一文ずつ交代で読む)
「黒板に向かって1回。窓に向かって1回。後ろの黒板に向かって1回。廊下に向かって1回。」
みどりさんの道案内のしかたは,わかりやすいですか。お隣の人と意見を交換しなさい。
・わかりやすい。わかりやすい順序で案内をしている。
・わかりにくい。どのくらい進めばよいのかわからない。 等の意見が出る。
・意見交換後,クラス全体で意見を出す。その際,わかりやすいかわかりにくいか,理由も言うようにさせる。
正しく伝えるために,どんなことに気をつければよいですか。
正しく伝えるためのポイントを整理する。
・相手が理解しているか様子を見ながら,話す。
・わかりやすい順序で話す。
・必要な情報を丁寧に話の中に入れて話す。
第2時 教科書の挿絵を使い,友達と道案内をし合う
P112の地図を使って,道案内をします。
前時に学習した正しく伝えるためのポイントを提示する。
地図を見て,出発場所と待ち合わせ場所を決めなさい。
道案内の言葉をノートに書きなさい。
一文書いたら、改行させる。
一文にいくつもやることを入れるのではなく,一つのことを一つの文に入れるようにさせる。
隣同士で道案内をします。順番を決めたペアから始めなさい。
案内をされる隣の人は,地図に指を置き,案内の言葉通りに指を動かす。終わったら,交代する。
道案内はわかりやすかったですか。ペアにわかりやすかったかどうか,理由も一緒に伝えなさい。
第3時 実際に道案内をする。
前時までの学習したことを生かして,〇〇まで道案内をします。
案内の場所(〇〇)は,学校の周辺にある公共施設など,実際の場所を目的地にして教師が決める。前時とは違うペアを指定する。どちらかが,〇〇までの道案内をし,どちらかが〇〇から学校までの道案内をするようにさせる。道案内が終わったら,わかりやすかったかどうか,理由も一緒に相手に伝える。