漢字の成り立ち
漢字クイズを通して,漢字の成り立ちには大きく分けて4種類あることを理解する。
漢字の成り立ち
スライド画面1を提示する。
プロジェクター等で映したり、フラッシュカードを使ったりする。
この絵からどんな漢字が生まれましたか。(山)
この絵からどんな漢字が生まれましたか。(火)
漢字は、今から3000年以上も前に、中国で生まれました。
漢字クイズを3問続ける。(犬、門、手)
物の形を絵のように描いて表したものを象形文字と言います。(スライド6を提示する。)
言ってごらん。(象形文字)
この図からどんな漢字が生まれましたか。(上)
この図からどんな漢字が生まれましたか。(下)
この図からどんな漢字が生まれましたか。(本)
目に見えない事柄を印や記号を使って表したものを指事文字と言います。(スライド10を提示する。)
言ってごらん。(指事文字)
漢字の計算問題です。鳥+口はどんな漢字になりますか。
ノートに書いていきなさい。
鳥+口=鳴(鳥が口で鳴くのですね。)
人+木=休(人が木のそばで休んでいる。)
木+木=林(木が集まって林になる、もっと増えたら?森になるんですね。)
漢字の意味を組み合わせたものを会意文字と言います。(スライド14を提示する。)
言ってごらん。(会意文字)
音読みで何と読みますか。
「清、精、晴」の3つの漢字を1つの画面で見せる。
音読みで何と読みますか。
続けて、「講、構、溝」の3つの漢字を1つの画面で見せながら読ませる。
音を表す部分と意味を表す部分をあわせたものを形声文字と言います。(スライド17を提示する。)
言ってごらん。(形声文字)
漢字の80パーセント以上は形声文字です。ですから,習っていない漢字も予測して読めることがよくあります。
この漢字は小学校では出てきませんが、読めますか。(膳、腱)
この後、教科書を音読させる。漢字辞典を使って、教科書に載っている問題にも取り組ませる。