5年理科「ふりこのきまり」ふりこの長さを変えてふりこの1往復する時間を調べる
5年生「ふりこのきまり」の2時間目の授業。実験方法を習得させることを目的とする。

ノートに問題「ふりこの長さを変えると、ふりこの1往復する時間は変わるか。」を書いて、予想を書きます。予想の理由も書きましょう。
書き出せない子には、「ふりこの長さを長くすると~」「ふりこの長さを短くすると~」「ふりこの長さを長くしても短くしても~」といった、書き出しを参考にさせる。
書けたら発表させる。
今日の実験の「調べる条件」は何ですか。ノートに書きます。
また、「同じにする条件」は何ですか。ノートに書きます。

ふりこの長さを、25cm、50cm、75cm と変えて、3回ずつ時間を計って平均を計算します。
結果を記入するための表をノートに書きます。
ふりこが往復する数の数え方を練習します。1、2、3・・・(教師がふりこの実験器でふりこを揺らし、全員で一緒に10往復を数える。)
もう一度数えます。(わざと斜めにふる。)あれ?スタンドにぶつかってしまいました。なぜでしょう。
わざと、失敗して実験のポイントを考えさせる。真横からおもりを放さないと、スタンドにぶつかることに気づかせる。
もう一つのポイントは、ふれはば。誰かが正面から見ないと、正確なふれはばにならない。

ふりこの実験をするときには、ふりこの正面からふれはばを見る係、真横からおもりを放す係、時間を計る係、記録をする係が必要です。
今日は、Aさんに正面から見る係、Bさんに真横からおもりを放す係、Cさんに時間を計る係をしてもらいます。往復する時間を数えたり、記録したりするのは、全員でします。
ふりこの実験は、往復する数を数えるのが難しく、ふれはばの見方も説明だけでは分からないことがある。最初の実験は、全員で一緒に行うことで、実験のポイントが分かり、数えたり計算したりする練習もできる。次の時間には、おもりの重さを変える実験、ふれはばを変える実験をグループごとにさせる。やり方がよくわかっているので、子どもたちに任せることができる。