きょうのできごと
日記の書き方を知り、日記を書くことができるようにする。
「きょうのできごと」授業プラン
日記の書き方を知り、日記を書くことができるようにする。
1時間目
「きょうのできごと」とあるが、「きのうのできごと」でもよい。
日記を書くという学習課題を確認する。
今日(昨日)、どんなことをしましたか。
そのあった出来事を書いたものを、日記と言います。日記を書くお勉強をします。
教科書の音読の学習をした後、視写をする。
視写が難しい場合は、直写でもよい。
写真モード等を使い、薄く拡大コピーしたものをなぞらせる。
2時間目
音読をする。声に出すことで、日記の型を習得させる。
教科書の日記のよいところは、何ですか。
「たいせつ」に書いてあるような日記のポイントを押さえる。
【日記に書くこと】
・したこと
・見たこと、見付けたこと
・言ったこと(会話文)
・聞いたこと、
・思ったこと
ポイントを押さえた後、教師と一緒に、日記の文章をつくってみる。
教師の日記、または、代表児童と問答しながら日記をつくり、黒板に板書していく。
その際、「したこと」「見たこと」「見付けたこと」「言ったこと」「聞いたこと」「思ったこと」を入れるようにする。
できた日記を、音読してみましょう。
板書された日記を、みんなで音読する。
明日は、みんなに自分のことを書いてもらいます。
どんなことを書きたいですか。
学校のこと、家のこと、遊びのこと、子どもが発言したことを短冊に書いておき、翌日、掲示すると話題の例示となる。
3時間目
日記を書かせる。
教科書をお手本とする。
教科書は、3つの段落でできている。
「段落」の意味を教える。
段落が一つ書けたら見せにいらっしゃい。
一度に全部を書かせない。教師がチェックする機会を設ける。
クラスの実態によって、次の指示も有効だ。
日記の技は、5つありました。一つ使ったら、20点。5つ使えたら、100点です。
前時に、確認した「日記に書くこと」のポイントを使って書かせるようにする。
4時間目
書いた日記を読み合う。
様子がよく分かるところ、上手なところを友達に伝えましょう。
最後に、全体でよい日記を共有する。