VIEW: 107

「三角比」の初期の指導

本時は三角比の値を求められることが目標である。「s, c, t」の筆記体の書き順を使って覚える。毎問図をかかせ、筆記体を図の近くにかかせることで、習得できると考える。

1 授業のアウトライン

① 教科書の例示問題1・練習問題1(30分)
➁ 教科書傍用問題集(5分)

1 教科書の例示問題1・練習問題1はこう授業する

三角比を覚えるために、筆記体の「s, c, t」のかき方から指導する。

指示 . 1

同じようにかきます。

s」は難しいので、何度も教師が手本を見せる。

説明 . 1

筆記体を使って、三角比を覚えます。

\sin A

説明 . 2

\sin A\frac{a}{c}は、筆記体の「s」が通過する順と同じです。

\cos A

実際に、図を中に筆記体の「c」をかき示す。

発問 . 1

\cos Aは、何分の何ですか。\left(\frac{b}{c}です\right)

\tan A

実際に、図を中に筆記体の「t」をかき示す。

発問 . 2

\tan Aは、何分の何ですか。\left(\frac{a}{b}です\right)

教科書は\tan Aから始まっている(それぞれ別ページ)が、今回は1つの図で①~③の順(\sin A → \cos A → \tan A)で指導する。

指示 . 2

教科書92ページ。例3を読みます。

図をかきます。

指示 . 3

\sin Aをかきなさい。

\cos Aをかきなさい。

残りをかきなさい。

問5のように、図が反対になっているときは、図をかき替えさせる。