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5年「砂防ダムを作ろう」(新教科書対応)

簡単な実験装置で、土砂崩れの恐ろしさを体験し、砂防ダムを工夫して作る実験で砂防ダムの仕組みを知ることができる。グループで考え、くり返し実験することができる。

土砂災害の恐ろしさや砂防ダムの仕組みを簡単な実験を考えながら行うことにより、体験することができる。

【用意するもの】
砂防ダムセット、土、じゃり、枯れた芝など、水の入った500mLペットボトル、トレイ等

指示 . 1

①土2杯、じゃり2杯、枯れた芝など一つまみをいれる。
➁水2杯を入れよく混ぜる。

発問 . 1

砂防ダムなど何も遮るものがない時、土砂崩れが起きるとどうなるでしょう。

【児童の反応】
・下流にある家などは流されてしまう。
・土砂が流れてきて災害が起きる。
実際に実験装置で実験する。
発泡スチロールで作った家屋などを並べ、土砂崩れで起きる災害を実験で体験する。

指示 . 2

➂川に見立てたクリアケースに土砂2杯を置く。
④ペットボトルの水を流す。

指示 . 3

実験1 ダムなどがないと、土砂がどう流れるかを実験しましょう。

発問 . 2

どうすると土砂から家などを守ることができるでしょうか?

【児童の反応】
・土砂を下に流さないようなダムを川に作る。
・土砂が、下流に流れないようにすればいい。

指示 . 4

実験2 水を通さないダム(非透過性)を作ると、土砂はどう流れるかを実験しましょう。

どうなるかを予想して実験するようにする。

説明 . 1

水を通さないので、すぐにダムはあふれてしまいます。

指示 . 5

実験3 水を通すダム1(透過性)を作ると、土砂がどう流れるかを実験しましょう。

同様に予想させてから実験する。

土砂がダムの所にたまり、水だけを流すことができる。

指示 . 6

実験4 水を通すダム2(透過性)を作ると、土砂がどう流れるかを実験しましょう。

同様に予想させてから実験する。

流木のみダムの所にたまり、水を流すことができる。

指示 . 7

実験5 ダム1とダム2の場所を1~4のどこに作るかをグループで考え、土砂がどのように流れるかを実験しましょう。

作る場所をグループで考え、様々に工夫した実験を、変化のある繰り返しで何度も行うことができる。